ひし形の布ライナー(おりものシート)基本の作り方

布ナプキンの作り方
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布ライナーの作り方って、むつかしいのかな?

手作り布ナプキンの最初の一歩に、一番取り入れやすいのが布ライナー(おりものシート)です。

その中でも一番簡単に作れる、ひし形タイプの布ライナー。

この記事では、よりわかりやすいように、細かい手順も写真付きで載せてご紹介していきます。

布ナプ初心者さんも。

ハンドメイド初心者さんも。

是非、チャレンジしてみてくださいね。

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布ライナーのサイズやパターン、生地を選ぶ

当サイトで作り方を紹介しているひし形ライナー。

2サイズ、3種類があります。

「初めてで何がいいのかわからない・・・」という方は、それぞれのサイズや種類ごとの向いている使い方など。

そんな、ひし形ライナーについての詳しい内容を下の記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。

種類が決まったら今度は生地選びですよね。

こちらも、手作り布ナプキンが初めてだと悩みやすいところかもしれません。

おすすめの生地や組み合わせの生地をどうぞ。

詳しい幅などのサイズや、お手持ちの生地や、かわいいカットクロスのセットを見つけたけど、長さや幅は大丈夫かな?など、サイズで気になるときは、下のリンク先でご確認ください。

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作り始める前に

  • 型紙をダウンロードして、切り取っておきます。
  • 型紙は1㎝の縫い代付きになっています。初心者の方で縫い線があった方がやりやすい方は、2枚印刷して1枚を外側の線、もう一枚を内側の線で切っていただくと縫い線が書けるようになります。

型紙をダウンロードします

型紙ダウンロード|ひし形ライナー(おりものシート)
ひし形の布ライナー(おりものシート)の型紙を無料でダウンロードしていただけるページです。16㎝・19㎝・23㎝の3サイズで、19㎝の新バージョンと23㎝にはテープ付け位置も記載しているます。ライナーとホルダーを兼用できて 、手縫いでも簡単に本格布ナプキンが作れます。

材料を用意します。

同じひし形で、サイズ違いを揃えたり、吸収体入りや透湿防水布入りなど、色々な種類を作る場合、たたんでしまうと普通のライナーか、テープ付きか、何㎝かなどが見た目でわからなくなります。

そんなときにも目印を付けておくと、使いたいものをサッと選べるようになるので、見分けやすくする方法を参考にしてみてください。
 
色・柄・サイズ・バラバラだって迷わない!布ナプキンを見分けやすくする方法
お気に入りの生地で作った布ナプキン。たたんでみると、これは何㎝??となることもあります。同じ生地でサイズ違いだったり、可愛いカットクロスのセットで作っても、バラバラすぎてどれがどれだか・・・となりがちです。この記事では布ナプキンを見分けやすくする方法をご紹介しています。
    • 型紙
    • 表布(ショーツ側)は デコレクションズさんの

17枚入り選べるはぎれ福袋からの1枚です。

    • 裏布(肌側)ジュランジェさんの布ライナーにも使われているオーガニックニット(ネル生地やガーゼでもOK)
    • 間の生地ジュランジェさんの布ナプキンにも使われている

無漂白ネル

2枚仕立ての場合、肌面を今回のニットやガーゼにすると少し薄すぎるので、間の記事はネル生地がよいと思います。
  • プラスナップ(普通のスナップボタンでも可)
  • プラスナップを止めるためのハンディプレスか卓上プレス
  • タグ(2枚)

ひし形ライナーを作るための材料と道具

基本の裁縫道具をこれから揃えたいという方は、布ナプキンを作る時の基本の裁縫道具ページもよろしければご覧ください

それでは、作っていきましょう!

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布ライナー(おりものシート)の作り方

型紙を布に写して裁断する。

それぞれの布に型紙を写し、裁断します。

縫い線が必要な方は、間に挟む生地(今回はネル)に縫い代なしの型紙を中心に置き、縫い線を記入してください。

2枚で作る場合は、ネル生地(裏表がある場合は裏面)に縫い線を記入してください。

布ライナーを作るために裁断した生地

返し口のしるしをつける

縫い線を記入した生地に返し口の印をつけます。縫い線よりも少し内側まで引いておくと縫っているときにも見えやすいです。

縫い線と返し口を記入した布ライナーを作るための布

タグをつける場合

目印や飾りなどで必要な場合は、ここでタグをつけていきます。

タグをつけない場合はこちらから次へお進みください

紹介しているタグのつけ場所は2カ所あります。

両方付けても、どちらか一つでも、お好みでお選びくださいね。

タグ付け位置に印をつけます。

表布(ショーツ側の生地)の表側にタグつけの印をつけていきます。

今回のタグの付け位置では仕上がりはこちらのようになります。

お好みの位置を見つける参考にして下さい。

ピスネーム

柄が見えるようにショーツ側の生地を置き、その上に型紙を重ね、羽のタグ付け位置にノッチ(2~3㎜の切り込み)を入れるか、チャコペンで記入して印をつけます。方法はどちらでも大丈夫です。

ひし形ライナーの表生地の羽部分にタグをつける位置の印をつけている

本体に付けるタグ

柄が見えるように生地を置き、その上に型紙を重ね、タグ付け位置に目打ちで穴をあけ、チャコペンで印をつけます。

ひし形ライナーの表生地になる布の中心にタグ付け位置の印をつけている

タグをつけます。

ピスネーム
表裏で絵柄が違う場合は、たたんだ時に見えてほしい方を下側にしてつけてください。
布ライナーの羽部分にタグをつけたところ
本体のタグ

タグ付けの印に、タグの下部分を合わせています。

布ライナーの本体にタグをつけたところ,

本体を縫っていきます

布を重ねる

ニット生地の上に、表生地の柄が下になるように重ね、その上に吸収体を縫い線が見えるように重ねます。

写真は順番がわかりやすいようにずらしています。

ひし形ライナーを縫う前。生地を3枚重ねている。

縫っていきます

下側がニット生地になっていてずれやすいため、細かくまち針を打っています

ハートから下に向かって次の返し口の印までを縫います。

布ライナーになる布3枚をまち針で止めている

カーブに切り込みを入れる

縫い代のカーブの部分に5mmほど切り込みを入れます。

今回は見えやすいようにV字に切り込みを入れていますが、ただ切り込みを入れるだけでも大丈夫です。

返し口を残して縫ったひし形ライナーのカーブに切り込みを入れたところ

プラスチックスナップを使う予定の場合は、左右のカーブの縫い代を5㎜ほどにカットしておくとプラスナップが付けやすくなります。

返し口から表に返す。

返し口の表生地と裏生地の間から表に返して形を整えます。

布ライナーの返し口を開いている。ここから表に返す。

押さえミシンをする

端から2~3mmの部分をグルッと1周縫います。

表に返した布ライナの周りを押さえミシンしたところ

スナップボタンを付けていきます

私が買ったことのある布ナプキンは全て、肌側を上にしたときに、左側の肌面に凹、右側の表生地に凸スナップが付いていたので、今回はその付け方で進めていきますが、それまで使っていたものが反対の場合などは、使いやすい方で取り付けてください。

スナップの付け位置

ライナーは、型紙を重ねて端から1㎝、縫い代にかからないあたりに取り付けると、だいたい見本の通りの幅になります。

新19㎝バージョンは幅が7.5㎝なので、もう少し狭い方がいい場合は、ボタンの付け位置をもう少し内側にしていただければ調節可能です。

ひし形ライナーのスナップボタンを付ける位置に目打ちで印をつけている

ハンドタオル2枚などで、縫い代をカットしている場合も端から1㎝で大丈夫ですが、プラスナップの場合は縫い代にボタンがかかるとうまくはまらないことがあるため、厚みがない部分にプラスナップが全部収まる位置を確認してから取り付けると、確実だと思います。

スナップボタンの取り付け方

スナップボタンにも色々な種類があるため、それぞれの付け方や特徴については下記の記事にまとめていますので、目次より、お使いになるスナップボタンのコーナーへお進みください。

完成です!

完成しました!

スナップボタンを付けて完成した布ライナーひし形ライナーを畳んだところ

タグをつける場合に戻る

まとめ

手縫いでも作りやすいひし形ライナー。
簡単に作れるので、たくさん作って、布の気持ちよさを満喫していただければ嬉しいです。

布ナプキンの興味が出てきたけど、やっぱりハードルが高い・・・という方には、紙ナプキンの不快感の軽減など、家にある布でも簡単に布の良さを実感できる、使い捨て布ナプキンの作り方ページもおすすめです。

使い捨て布ナプキンって??という方には、使い捨て布ナプキンの使い方ページや、おすすめの使い捨て布ナプキンのページも参考になるかと思いますので、ご興味ある方はご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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