吸収体&防水布入りひし形ライナーの作り方

布ナプキンの作り方
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このページでは、妊娠中や産後の尿漏れにも対応できるようにした吸収体&透湿防水布入りのひし形ライナーの作り方をご紹介します。

当サイトでは、2サイズ、3パターンのライナーの作り方があります。
初めてで、「どれがいいんだろう?」とお悩みの方は、布ライナーのサイズや種類、使い方などをまとめた記事がありますので、よろしければ参考にしてくださいね。
 

また、生地選の選び方は以下のリンクからどうぞ。

ジュランジェさんのライナーのいくつかは、今回の作り方を基本に、透湿防水布を抜いたり吸収体の数を減らしたりすることで、同じようなものを再現することができます。

ジュランジェさんの手作りでどこまで本家に近い布ナプキンが作れる?
手作り布ナプキン。せっかくなら、市販の布ナプキンに近いものを作ってみたいですよね。そこでジュランジェさんの布ナプキンと当サイトの作り方を比較しました。素材はもちろんジュランジェさんで。かなり近いものから、手作りは無理だったものまで。余った生地の使い切りにも!
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作り始める前に

型紙を準備します

  • 型紙をダウンロードして、切り取っておきます。
  • 型紙は1㎝の縫い代付きになっています。初心者の方で縫い線があった方がやりやすい方は、2枚印刷して1枚を外側の線、もう一枚を内側の線で切っていただくと縫い線が書けるようになります。

材料を用意します。

  • 型紙
  • 表布(ショーツ側)は デコレクションズさんの
17枚入り選べるはぎれ福袋からの1枚です。
  • 透湿防水布
  • 裏布(肌側)ジュランジェさんの布ライナーにも使われているオーガニックニット
  • 吸収体(間の生地)ジュランジェさんの布ナプキンにも使われている無漂白ネル
  • プラスナップ(9㎜使用)
  • プラスナップを止めるためのハンディプレス
  • タグ(2枚)
  • 基本の裁縫道具

基本の裁縫道具と型紙や布  

手持ちの生地や、可愛いカットクロスのセットを見つけたけど、大きさは足りるかな?布ナプキンの詳しいサイズは?というときは下の記事でご確認いただけます。

透湿防水布はメーカーによって表裏が違っていたりします。

詳しい使い方は、作り方内で紹介していますが、透湿防水布??という方は、以下の記事をご覧ください。

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吸収体&透湿防水布入りライナーの作り方

裁断していきます

それぞれの布に型紙を写し、裁断します。

縫い線が必要な方は透湿防水布のザラザラした面に縫い代なしの型紙を真ん中に置いて記入してください。

ひし形に裁断した布

吸収体は、型紙を羽の付け根に当たる点線線に沿って折り、必要な枚数を切ります。(今回は2枚にしています。)

両端を折って吸収体の形にした型紙と、型紙を使って裁断したネル生地

印をつける

吸収体と肌側の生地の中心にそれぞれノッチを入れるをつけます。

ノッチとは生地を合わせるときの目印にする2~3㎜の切り込みです。写真ではわかりやすいようにチャコペンで書いています。
チャコペンで書いた後に切り込みを入れても、型紙をあてて型紙と一緒に切り込みを入れてもどちらでもいいです。

ノッチを入れる印をつけた吸収体と肌側の生地

吸収体を縫っていきます

肌面の裏側を上にして置き、吸収体の裏側を上にして重ね、印を合わせてまち針で止めた後、上下を縫い代5㎜ほどで縫います。

肌側の生地に吸収体を縫いつけている

タグをつける場合

ショーツ側の生地の表側にタグつけの印をつけ、タグをつけていきます。

詳しくは布ナプキンにタグをつける方法をご覧ください。

本体を縫っていきます

布を重ねる

表生地と裏生地を中表にして、その上に透湿防水布のザラザラした方を上にして重ねるのですが、透湿防水によって表裏が違うため布を重ねる順番が変わってきます。
重ねる順番は下の記事のお使いの透湿防水布のコーナーでご確認ください。

縫っていきます

下側がニット生地の場合はずれやすいため、細かくクリップで止めた方が安定します。

ハートから下に向かって次の返し口の印までを縫います。

カーブに切り込みを入れる

縫い代のカーブの部分に5mmほど切り込みを入れます。

今回は見えやすいようにV字に切り込みを入れていますが、ただ切り込みを入れるだけでも大丈夫です。

カーブに切り込みが入った

返し口から表に返す。

返し口の表生地と裏生地の間から表に返して形を整えます。

表に返すための返し口が開いている。

押さえミシンをする

端から2~3mmの部分をグルッと1周縫います。

表に返した布ナプキンの周りをステッチした

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スナップボタンを付けていきます

私が買ったことのある布ナプキンは全て、肌面を上にしたときに、左側の肌面に凹、右側の表生地に凸スナップが付いていたので、今回はその付け方で進めていきますが、それまで使っていたものが反対の場合などは、使いやすい方で取り付けてください。

スナップの付け位置

ライナーは、型紙を重ねて端から1㎝あたりに取り付けると、だいたい見本の通りの幅になります。

新19㎝バージョンは幅が7.5㎝なので、もう少し狭い方がいい場合は、ボタンの付け位置をもう少し内側にしていただければ調節可能です。

羽の端から1㎝に目打ちで印をつけている

スナップボタンの取り付け方

スナップボタンにも色々な種類があるため、それぞれの付け方や特徴については下記の記事にまとめていますので、目次より、お使いになるスナップボタンのコーナーへお進みください。

完成です

ひし形ライナーの完成形

布ナプキンの販売や型紙の著作権について

お問い合わせが増えてきたので、以下の記事にまとめました。

私のしたいことは、どうなんだろう?と、気になる方はご覧くださいね。

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