布ナプキンの使い捨てタイプを手作りしてみよう!

布ナプキンの作り方
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sul布のライナーには慣れたけど、生理で布ナプキンを使うにはまだ抵抗が・・・

洗う手間や価格など、始める前にはハードルも感じられる布ナプ生活。

それでもケミカルナプキンの不快感が軽減されるというメリットは大きいですよね。

市販の使い捨て布ナプキンのレビューを見ると、かゆみやかぶれが軽減されたというレビューがたくさんあります。

まずは、市販の紙ナプキンに布をひいて、[生理+布]の感覚を試してみませんか?

このページでは布ナプキンの中でも最も簡単に作れる、使い捨てタイプの作り方を紹介します。

とてもありがたいことに、「布ナプキン Tシャツ 作り方」で検索して訪問してくださる方が増えています。

もし、Tシャツから普通の布ナプキンを作る方法を探しておられる場合、こちらの記事ではなく下の記事になりますので、よろしければご覧ください。

いらない布を布ナプキンにアップサイクルしてみよう
家にある古着や古いタオルなどのいらない布を布ナプキンにアップサイクルしてみませんか?当サイトの作り方を元にしてアップサイクルした布ナプキンをご紹介します。生地の組み合わせ方や使い方の参考にぜひご覧ください。
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このページで作れる使い捨て布ナプキンとはどういうもの?

写真はジュランジェさんの使い捨て布ナプキンです。

ピンクがテープなし白い方がテープ付き
テープ付きは全面に剥離紙が付いていて、テープは左右に一本ずつ付いています。

サイズは縦18㎝×横6.5㎝
素材はネル。

この使い捨てナプキンを市販の紙ナプキンの上にひいて使います。

使い捨て布ナプキンの作り方で検索すると、色々な作り方が出てきますが、今回はこのジュランジェさんのように、一枚の布をナプキンに敷くタイプの使い捨て布ナプキンを作っていきます。

古い布などを使って、ナプキンの節約もできればいいなという方は、古着や古いタオルなどで大きめに作るのもおすすめ。

タオルや古着で大き目の使い捨て布ナプキン|紙ナプキンの節約にも
古着やタオルで、大きめの使い捨て布ナプキンを手作りするページです。交換するほど汚れていないけど、長時間だと匂いやかゆみが気になる生理の中盤以降。1枚ものの使い捨て布ナプキンでは交換頻度は変わらない時期を、大き目の使い捨て布ナプキンにすることでナプキンの節約にもなり、お肌も快適に過ごせます。

また、使い捨て布ナプキンは産後の悪露にもピッタリです。

妊娠中・産後の悪露の布ナプキン 出産2回分の体験談
布ナプキンって、妊娠中や産後の悪露にも使えるの?生理の時とは違うことってあるのかな?今まで使っていた布ナプキンでも、状況が変われば疑問も出てきますよね。出産に関しては本当に様々なので、これでOK!と言い切ってしまうことはできませんが、2回の出産の前後を布ナプキンで過ごした私の体験談をご紹介します。

テープありとテープなしはどちらがいいの?

テープなしに比べると作る手間は増えてしまいますが、断然テープありをおすすめします。

理由はトイレに落としてしまうから。

トイレに落としたときのガックリ感は本当に深く、もう布ナプなんて・・・ということにもなりかねないので、まずはテープありがよいと思います。

また、市販ではジュランジェさんのフリーナ・テープ付き以外でテープが付いているものは見つけられませんでした。

ただ、テープなしの商品のほぼすべてに、[両面テープなどで止めることをおおすすめします]という旨の注意書きが書かれていました。

そのため、作る時に両面テープを貼っておくか、使う時に落ちないように工夫するかはお好みですが、何かしらの落下対策は必要だと思います。

使う時に両面テープで貼るほかにも、マスキングテープで止めたり、大丈夫?と思いましたが、ホッチキスで止めるという方法もネット上にはありました。

それぞれの取り入れやすい方法で、止めてみてくださいね。

使い捨てナプキンのサイズは?

使い捨て布ナプキンのサイズは使う布ナプキンのサイズに合っていれば、それほどこだわらなくても大丈夫です。

古着などのリサイクル布やハギレを使いたい時は、一定の大きさで取れないこともありますよね。

そんな場合でも、ある程度の範囲内ならどんな大きさでも大丈夫というのは安心して作り始めることができますね。

それでは、テープありタイプの使い捨て布ナプキンを作っていきましょう。

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使い捨て布ナプキンを手作りしてみましょう

使い捨て布ナプキンを作る布

布ナプキンのお店で売っている使い捨て布ナプキンは、ネル生地など綿100%が多いです。

そのため、大事な部分に当てることや、吸水性を考えると、古着などを使う時でも、綿100%の素材のものがよいのかな、と思います

使い捨て布ナプキンの使い方と2つの注意点でも対策を詳しく書いていますが、素材によっては横漏れの原因になるため、初めての素材などは経血量が少ない時から使うなど、ご注意ください。

素材の例
リサイクル系
古着
古いタオル
古い布おむつ
新しい布を使う場合
ネル
さらし
などの綿100%素材。
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フェイスタオルで使い捨てナプキンを手作りして使うまでの流れ

まずは型紙いらずで大きさを揃えられるフェイスタオルを使って、使い捨てナプキンの作り方から使い方までを見ていきます。

フェイスタオルを切っていきます

はじめにタオルの耳をカットします。(赤線部分)

次に半分に畳んで、それをまた半分に畳み、折り目の部分(紫の線)を切ります。

4枚にカットされたタオルの1枚を取り、端から6㎝の部分で折ります。

6cmの幅に合わせて蛇腹に折り、→で指している、折り目の部分を切り離します。

5枚の使い捨て布ナプキンが取れました。

1番上のナプキンには、上下に両面テープを貼っています。

夜用などで大き目を使う場合や、やわらかくヨレやすい素材など、上下だけでは頼りなさそうな時は、両面テープを3枚や4枚など、増やしてください。

両面テープを毎回使う時に貼るのは手間なので、作ったときにまとめて貼っておくと使う時がスムーズになると思います。

作り始める前に、切ったタオルのモロモロはどうなるかなと気になっていましたが、今回はそれほど出ませんでした。

しかし、触れば触るほどモロモロは出てくると予想されるので、ササっと作ってすぐにジップロックなどのケースに入れておく方が、モロモロ対策になると思います。

一番簡単な使い捨て布ナプキンの作り方・本格ネル生地でも安く作れる!

使っているナプキンってこれくらいの大きさだよね。という、大体の感覚でザクザク布を切ってしまう方法です。

中途半端な大きさのハギレや、古くなったベビー服など、型を取りにくい場合や時間の短縮に。

一度使って捨ててしまうので、布ナプキンに収まる範囲であれば、大きさがまちまちでも大丈夫です。

本格的なネル生地でも安く作れる方法

布ナプキンのすいーと・こっとんさんには、440円の小さめハギレ40枚や、もう少し大きめのハギレ30枚というのが売っています。

先に一度洗う手間がありますが、このはぎれは、すいーと・こっとんさんで使われている布ナプキンの生地です。

肌触りのお試しや、できるだけよい生地で使い捨て布ナプキンを手作りしたい場合などは、このはぎれで簡単に本格的な使い捨て布ナプキンが作れます。

また、40枚入りは1枚当たり約11円、30枚入りでも1枚約15円とかなりお得になっています。

このはぎれに水をかけてみましたが、少し濡らしたくらいでは大きな水の玉が生地の上をころころするくらい水をはじいていました。

生理の終わりかけやおりもの程度ではそれほど気にならないかもしれませんが、生理の量が多い日にそのままで使うと、経血をはじいて漏れの原因にまります。

そのため、多い日用には、一度洗ってから使用することをお勧めします。

すぃーとこっとんさんのハギレで使い捨て布ナプキンを作る

写真はすぃーとこっとんさんの30枚入りはぎれから、当サイトの18㎝使い捨てナプキンの型紙を使って切り取った使い捨て布ナプキンです。

もう使ってしまって手元にはないのですが、記憶が正しければ見本の使い捨て布ナプキンが入っていました。

特に40枚入りだと当サイトの型紙では大きいので、見本をクリアファイルなどに写して型紙にしてもよいと思います。

とは言っても、はぎれ自体の形はこんな感じなので、型を取らずに周りの形を整えるだけでも十分本格的な使い捨て布ナプキンが作れます。

形を揃えて使い捨て布ナプキンを手作りする方法

型紙を使う方法|型紙ダウンロードはこちらから

当サイトのパッドの型紙記事の中に18㎝×6.5㎝の型紙があるので、それを使っていただくか、クリアファイルなどにお好みの使い捨て布ナプキンの大きさを書いて切ったものを型紙に使っていただいてもよいと思います。

布ナプキン用パッドの型紙ダウンロード|型紙の作り方
布ナプキン用のパッドの型紙ダウンロードページです。サイズの調整のやり方や、お好みのサイズで型紙を作る方法も。夜用は後ろが広くなっているバージョンもあります。使い捨て布ナプキンの型紙としても使っていただけます。

お好きな布に型紙を写して切るだけで完成です。

Tシャツから使い捨て布ナプキンを手作り(普通の布ナプキンも作れます)

それでは、当サイトの型紙を使って、100㎝のTシャツから使い捨て布ナプキンを作っていきます。

今回は柄部分にラメや小さなキラキラした石などが付いていたのでTシャツの前部分は1枚しか取りませんでした。

もし、気にならないのであれば、柄面をショーツ側、Tシャツの内側を肌面に使っていただいてもよいと思います。

写真は以前の型紙を置いているので、7㎝幅の型紙になっていますが、現在は6.5㎝です。

背中側にはボタンが付いていましたが、4枚取れました。

100サイズの子ども用Tシャツから、全部で5枚の使い捨て布ナプキンが取れました。

今回は、柄があったりボタンがあったりで5枚でしたが、普通のTシャツやロンTだともう少し多く取れると思います。

新しい生地(さらし)で使い捨て布ナプキンを手作りする

新しい生地を使う場合は、一つ一つチャコペンで型を写すよりも、大きさはピッタリにはならないこともあるかと思いますが、そこが気にならないのであれば、縦横を測って、何等分かにする方が早いです。

例えば、34㎝巾のさらしを使ってジュランジェさんに近いサイズで作る場合。

34㎝巾を半分にすると17㎝になります。ジュランジェさんよりは少し短くなりますが、今回はこの長さで作っていきます。

縦を17㎝以上にしたい場合は、はじめに折る幅をお好みの長さにして、さらしの巾を5等分にすると、お好みの長さ×約6.8㎝の大きさで取ることができます。

34㎝巾のさらしで使い捨て布ナプキンを作る

① 6.5㎝か7㎝の巾で蛇腹状に折っていきます。できればアイロンをしながら折ると、きれいにできます。

適当なところで端を切り、半分に折ったあと、初めに付けた折り目を切っていきます。

②最後に半分に切れば完成です。

さらしがなかったので、折り紙で見本を撮りました。

まずはお好みの幅(上の図では6.5㎝~7㎝となっている部分)で折り、その幅に合わせて蛇腹に折ります。

何回か折ったあと、

1.端を切ります
2.半分に折って、アイロンをかけておくと折り目がしっかりつきます。
3.初めに付けた折り目を切ります。

3枚に切れました。先ほど付けた真ん中の折り目を切っていきます。

6枚に切れました。

さらしの場合は6.5㎝~7㎝×17㎝になります。

さらし以外の大きな布でも、生地巾や生地の長さを、使いたい使い捨て布ナプキンの幅や長さで割ってみてちょうど良さそうなところを見つけられれば、簡単に作れるので、お試しください。

まとめ

今回は、切って両面テープで貼るだけの簡単な使い捨て布ナプキンを手作りしてみました。

市販の使い捨て布ナプキンのレビューを見ていると、紙ナプキンの不快感やかぶれが軽減されたというレビューが本当に多いです。

今回の記事がケミカルナプキンの不快感を軽減する参考になると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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