タオルや古着で大き目の使い捨て布ナプキン|紙ナプキンの節約にも

布ナプキンの作り方
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家にある古着やタオルで布ナプキンを作れないかな?

いろいろと検索していると

古いタオルや古着を大きめに切って畳んでナプキンに乗せるだけ!簡単です。

という内容の記事をよく見かけませんか?

本当にとっても簡単そう!ですよね。

でも、ちょっと待って。

それってズレないの?トイレに落とさない?

よく読んでみたらこの人は、月経血コントロール(経血をまとめてトイレで出せる人)ができる人だよね?

経血コントロールができない私は無理なの?

「汚れた布を捨てれば、下のナプキンが汚れていないときもあってナプキンの節約にもなる」って書いてるけど、2日目のピーク時はどう?

などなど疑問がいっぱいです。

そこでこのページでは、古いタオルや古着で使い捨て布ナプキンを作りたいと調べたときに出てきた疑問について、実際に試してみた結果を記していきたいと思います。

このページにたどり着いた方の疑問も解消されますように!

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使い捨て布ナプキンを古着や古タオルでこんなふうに試してみました。

使い捨て布ナプキンのサイズ

写真左側の1枚の布を切って紙ナプキンに敷いて使う方法は

使い捨て布ナプキンを手作りしようで作り方を、

使い方は、使い捨て布ナプキンの使い方と2つの注意点で詳しく書いていますので、今回の記事では写真右側の、

大きめに切った生地を折りたたんで使う

という方法をメインに進めていきたいと思います。

大き目の古着などを使い捨て布ナプキンに使うのは、生理の終わりかけだけに限らず、特に産後の悪露に向いています。

気力・体力的に洗うのはきついし、洗えても悪露って驚くほどきれいに落ちません(笑)

そんな時は、思い切って使い捨てにしてしまうと楽でいいですよ~

目安はどのくらい?

大体の目安ですが、下の写真では、フェイスタオルを1/4に切っています。

多い日はこれくらいのものを4つ折りにしてメインに使いました。

2種類の使い捨て布ナプキン

試すタイミング

生理期間中の以下の2つの時期の日中に試してみます

まずは生理1日目~3日目の経血量の多いピーク時

続いて生理4日目~5日目の経血量が落ち着いたころ

試してみたこととその感想をザックリと

詳しくは記事中に書いていますが、今回の感想を簡単に。

大きめの布を折りたたんで紙ナプキンに乗せるだけで、ズレないか?

タオルは1/4枚を四つ折り。

古着は大体ですが縦横20㎝~25㎝に切ったものを3つ折りか4つ折りに切って乗せました。

今回はほとんど外出することがなかったのもあるかもしれません。

でも、やわらかくてヨレそうな肌着生地でも、特にズレやヨレは気になりませんでした。

また、別の機会に試したときには追記していきます。

紙ナプキンに乗せるだけで、トイレに落とさないか

落ちやすい状態の布をナプキンに当てているということさえ覚えて置くことができれば、落とさない対応はできます。

それが一番むつかしいともいえるのですが・・・

4つ切りタオルを折って使った後のゴミは大きすぎない?

予想通り、生理用品のゴミとしては、紙ナプキンよりも主張があり、大きいなと感じました。

詳しくは経血のピーク時のコーナーをご覧ください。

ピーク時でもナプキンの節約になる?

いいタイミングで布のみを交換できれば、10時間を1枚の紙ナプキンで過ごすことができました。

月経血コントロールができなくても大丈夫?

大丈夫です。

経血コントロールができれば、確かに布を交換する回数などは減るでしょう。

でも、交換さえきちんとしていれば、使い捨ての布でも問題ありません。

もしチャレンジしたいのなら、ナプキンを敷きながら練習しても遅くはないです。

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使い捨て布ナプキンをトイレに落とさないために

布を切って使い捨てにするときに、一番気を付けたいのが落下問題です。

使用前ならまだしも、使用後を外で落としてしまうと・・・

考えただけでガックリきますよね。

そのため、落とさない工夫も交えつつ、大き目の布を使い捨て布ナプキンにしてみた感想をお伝えしていきます。

どうしてトイレに落としてしまうのか

切った布だけをナプキンに乗せて生理を過ごしてみて気づいたことは、2つありました。

まず、私は超せっかちで座ろうとしながら下着を下しているから落とすんだな

ということです。

それに加えてトイレでの一連の動作って何も考えず自動操縦状態で動いています。

下着を上げるにしても下ろすにしても、同じこと。

ポロリと落ちる状態の布がナプキンに乗っかっている。ということをすぐ忘れてしまうんですよね。

今回のように試してみよう!と気を張っている間は大丈夫ですが気が抜けるともうアウトです。

トイレへ向かう度に気を付けていても、今日も1日お疲れ様と、ほろ酔いでトイレに行ったらやっぱりポトリ。

床でよかった・・・

使い捨て布ナプキンをトイレに落とさない為にできる3つのこと

ひとつめは、下着を上げるときに使い捨て布ナプキンを押さえながら上げることです。

軽い生地の場合は特にヒラヒラ~と落ちていってしまうことがあるので、下着を上げるときにも注意が必要です。

ふたつめは、まっすぐ立った状態で下着を下してから座ることです。

これはせっかちな私だけかもしれませんが(汗)、座りながら下着を下すとそのまま落ちてしまいます。

みっつめは、両面テープを貼ることです。

前側に1枚貼るだけでもちゃんと付いてくれていました。

ただ、両面テープを貼ってしまうと3つ折りを折り直してきれいな面を使うということができないところが少しもったいないなと思います。

この辺りも本文に詳しく書いていきます。

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生理後半におすすめ|使い捨て布ナプキンの落下防止にホルダータイプを使ってみる

ホルダータイプを使うということは、本格的な布ナプライフに片足を突っ込むということですよね。

そのため、布ナプキンに高いハードルを感じている初心者の方には、むつかしく思われるかもしれません。

でも、大き目の使い捨て布ナプキンなら、生理の終わりの方だとほとんどナプキンは汚さずに済みます。

そのため、ホルダータイプにセットしても、テープのところが少し汚れることがあるかもしれませんが、洗うとしてもその部分だけです。

落とす不安や、汚れなかった紙ナプキンを捨てることを考えると、ホルダータイプを数枚用意するメリットもかなりありますよね。

ホルダーにセットする場合は、使い捨て布ナプキンを、ホルダーのテープからテープの長さより長めにカットすると、しっかり挟み込むことができます。

子ども用肌着から切った使い捨て布ナプキンを四つ折りにしてセットしたところ。

古いタオルと古着で使い捨て布ナプキンを作って試してみました|経血のピーク時

タオルで使い捨て布ナプキン

まず、フェイスタオルを4つ切りにして、4つに畳んだものに両面テープを念のため3枚貼ってナプキンに装着してみました。

翌日はテープなしでタオルのみをナプキンに乗せて使いました。

4つ切りにし4つ切りにしたあと4つに折って両面テープを貼ったフェイスタオルと紙ナプキン

使い捨て布ナプキンのタオルバージョンの感想|ピーク時

テープを貼った日の2時間後、ナプキンは汚れていなかったけどタオルの一番下まで汚れていたので、タオルのみを次の使い捨てに交換して、紙ナプキンはそのまま使いました。

翌日はテープなしでしたが、落とさずにいけました。やはり、2時間くらいで下まで届いていたので交換です。

厚さとゴミ

今回は生理が軽めだったためか2時間持ちましたが、もう少し多ければ、ナプキンも一緒に交換していただろうなという感想です。

かと言ってフェイスタオル半分の大きさだと分厚すぎるので、畳んで使う分にはこのサイズがちょうどよさそうです。

ただ、なんとなく予想はしていたのですが、処分する時になかなかに主張する大きさだな・・・と思いました。

うちにはもう10年以上エチケットボックス(今でもそう呼ぶのかな??)がありません。

そのため、ゴミ袋に捨てたのですが、エチケットボックスだとすぐにいっぱいになりそうです。

外で捨てるときにエチケットボックスがいっぱいだった場合を考えると、持ち帰れるように袋があった方が安心ですね。

古着で使い捨て布ナプキン

薄めのTシャツくらいの肌着

花柄は子どもの90か100サイズの肌着です。

柔らかい生地なので、体の部分の大きい四角は三つ折りにして前側に1枚だけ両面テープを貼りました。

袖部分も別のタイミングでそのまま使いました。

量が少なかったのか2時間くらいは持ち、布のみ交換。

次は、肌着の後ろ側を三つ折りにしたものをテープなしで紙ナプキンに乗せて使いました。

やわらかい布は安定が悪いかと思いましたが、折りたたんでいるからか、その日はあまり活動していなかったからか、ヨレたりズレたりすることもありませんでした。

トレーナー生地

110のトレーナーパジャマです。
身頃を2枚に切って、4つ折りにしたものをナプキンに乗せてみました。

ズレはなく、まぁまぁ多いなという印象の時は1時間半くらいで1番下まで経血が付いていましたが、ナプキンは汚れていない状態だったので、布のみを交換。

古着を使い捨て布ナプキンにしてピーク時を過ごした感想

色について

いい感じのトレーナーがなかったので紺色になってしまいましたが、濃い色のものはやはり経血の状態がわかりにくいです。

今、どの程度汚れているのかがわかりにくいので、無駄に早く交換していたこともあったかもしれません。

経血の色のを見ることも健康観察の一つになりえるので、できれば状態がよく見える色がよいと思いました。

使い捨て布ナプキンの素材

今回は量が少ない印象だったので、もう少し何回か試してみたいのが、薄手のTシャツ素材でした。

2時間くらいは持ったのですが、量が多い時には3つ折りや4つ折りにしていても、すぐに下まで通ってしまうんじゃないかなという気持ちは拭えません。

薄手のTシャツなどをあえてピーク時に使うのなら、ナプキンの節約というよりは、紙ナプキンが肌に触れない為の使い捨て布ナプキン。という視点で、1枚布の使い捨て布ナプキンを選択した方がいいのかな、というのが今のところの感想です。

トレーナーは、比較的ゆっくりと吸い込んでくれる印象だったので、安心感がありました。

経血時ピークの感想

紙ナプキンは節約できた?

今回はたまたまピーク時のほとんどを家で過ごしていたので、1時間半~2時間ごとに様子を見たり、たくさん出たかも?と感じたときにはトイレへ行って交換することができました。

そのため、ピーク時の2日間でも、起床後の交換から夕方お風呂に入るまでの時間を、26㎝の紙ナプキンをほとんど汚すことなく過ごすことができました。

ですが、もう少し間隔が開くようであれば、紙ナプキンも交換になっていたと思います。

両面テープは必要?

生理の終わりかけだと、三つ折りにしていた1面だけが汚れていて、折りたたみ直してきれいな面を使うということができます。

両面テープを貼っているとそれができないのがデメリットになります。

ですが、経血のピーク時には畳み直して使うよりは、そのまま交換になることがほとんどだと思います。

そのため両面テープを貼るデメリットがないので、経血Maxの布を落としたときのダメージを考えても、経血のピーク時は両面テープを1枚でも貼っておいた方が安心です。

古着と古タオルで作った使い捨て布ナプキンを使ってみました|生理の終わりかけ

古いタオルで生理の終わりかけ

4つ切りにしたものを4つ折りにして使いました。

古いタオルを生理の終わりかけに使った感想

4日目くらいの、まだ出るときはまとめて出るかな、という頃にはいいですが、茶色っぽいおりものという状態の頃に使うのは、少しもったいない気がしました。

Tシャツなど薄手のものがコスパもよくピッタリですね。

古着で生理の終わりかけを過ごす

古着が一番活躍しそうな場面です。

今回は左側がTシャツ、右側がダブルガーゼのパジャマの半ズボンを使いました。

紙ナプキンはもういらないのでは??

どのくらいで下まで汚れが届くだろうと気になったので、4日目の夜から12時間ほど、ホルダータイプの布ナプキンにTシャツの身頃の半分(四角ひとつ)をセットして使ってみました。

5日目の朝、起きた時点では、ホルダーに汚れはなくその数時間後にやっと、ポツリと薄く汚れが付いていました。

経血量には個人差があるので必ず大丈夫とは言えませんが、ある程度の大きさのものを折りたためば、ナプキンはなし、使い捨てだけで乗り切れるのでは?と思いました。

普通のショーツに使い捨て布ナプキン

5日目、もっとも薄そうな素材のダブルガーゼを3つ折りにしたものをユニクロのショーツにのせてみました。

結果、ユニクロショーツにTシャツは意外とズレませんでした。

活動量やスキニーをはいていたから?とも思ったので、ゆるゆるヨガパンツでヨガもしてみましたが、ズレてなかったです。

夜は寝相のせいか、ダブルガーゼだったせいか、真ん中の方にクシャっと寄っていましたが、出血はほんの少しだったので下着が汚れることはありませんでした。

生理用ショーツに使い捨て布ナプキン

生理用ショーツにダブルガーゼを3つ折りにして使ってみました。

茶色っぽいおりもののような状態の6日目でも、四つ折りのTシャツで5時間くらいトイレを忘れていたら、下着に少し経血が付いていました。

一度に出てしまっていたのなら、おりものシートなどを下にひいていた方が安心だし、少しずつ貫通していったのなら、もう少し短い時間で交換することで下着の汚れは防ぐことができそうです。

私もそうなのですが、トイレの間隔が長く、生理の終わり掛けにはマメに交換することを忘れてしまう方で、Tシャツなど薄い素材を使いたい場合は、5重6重になるくらいに大き目のものを折りたたんで使えば、下着もきれいなまま、貫通していないときには布を折りたたみ直してきれいな面を使いながら過ごせると思いました。

古着で作った使い捨て布ナプキンを生理の終わり掛けに使った感想

4日目はまだナプキンの上に三つ折りTシャツを載せていましたが、まとめて出たときがあり、少しですが下まで汚れが届いていました。

人によってはタオルやトレーナーなど厚地を使えば、この頃からナプキンなしでも大丈夫なのかな?と思いました。

ナプキンがなくても後半を過ごせることは大きな収穫でした。

ただ、生理も終わりかけになってくると、生理だということも忘れてしまいがちになり、下着にでもナプキンでも、乗せているだけだと、どうしても落とすリスクが高くなってしまいます。

そのため、後半こそホルダーがあると安心かな、と思いました。

まとめ

今回は紙ナプキンに古着や古タオルで作った(切っただけですが)使い捨て布ナプキンを使って、一回の生理の日中を過ごしてみました。

ピーク時でも紙ナプキン一枚で過ごせましたが、マメに交換していたからか、ナプキンからの嫌な臭いもなく、驚きでした。

また、私は普段から布ナプキンなのですが、生理後半を今までよりも、もっともっと軽装備にしても大丈夫なんだな、ということを発見できたことがとても大きかったです。

1枚布の使い捨て布ナプキンよりも、さらにナプキンらしい役割を果たしてくれた、古着や古タオルで作った大き目の使い捨て布ナプキンの使い方ページでしたが、いかがでしたでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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