とことんタオル!で布ナプキンの作り方

布ナプキンの作り方
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タオルって布ナプキンに向いてそうだけどどうかな?

手作りの素材を身近なもので・・・と考えたときに、浮かびやすいのがタオルですよね。

100均や古いタオルをアップサイクルして作った布ナプキンを使ってみて、普通のタオルも布ナプキンに使えることがわかりました。

夜用のモレも私はタオルで解決しました。

しっくりくる夜用が見つからない・・・

と、お悩みの方は、夜用の使い方と作り方と合わせてご覧ください。

この記事でわかること
・タオルから作る布ナプキンに合う形と生地の組み合わせ
・ハンカチタオルの活用法
・タオルが合わない布ナプキンの形
・使うタオルの厚みと失敗しない為のヒント
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タオルを切るだけの使い捨て布ナプキン

タオルは使い捨て布ナプキンにも使えます。

作るのが面倒な方やタオルがたくさん余っている方には、使い捨てがおすすめ。

タオルを大き目に切るだけで、布ナプキンを洗う手間が省け、布ナプライフが楽になりますよ。

いらないタオルやハンカチの活用法にももってこいです。

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他の生地と組み合わせて厚手から薄手まで作れるハンカチタイプ

一番タオルが合う布ナプキンは、ホルダーとセットで使うハンカチタイプです。

切るとモロモロが出てくるタオルは、他の素材と合わせて使うと、作りやすいですね。

タオルと組み合わせやすい素材と生地の取り方の例

ハンカチタイプには

  • 手ぬぐい
  • 古着のTシャツ
  • ダブルガーゼ
  • さらし

などなど、少し薄めの生地を合わせてハンカチタイプにすると端の処理もできて吸収力もアップします。

生地の取り方例1

写真は表裏タオル×吸収体に手ぬぐいで、どちらかといえば3つ折りにして使う向きです。

タオル1枚×薄手2枚だとロール状向き、吸収体抜きだと生理の中盤~後半に使えます。

生地の取り方例2

下のフェイスタオルは34㎝×80㎝のものを半分に切ったものです。

25㎝用のハンカチタイプの外側一枚と吸収体1枚が取れました。

100均のタオルなどはサイズが小さいものもあるので、購入の際にはご確認ください。

ハンカチタイプの切り取り線を記入したタオル

ハンカチタイプの外側の生地は左右に縦の線があり、吸収体は上下に縦の線があります。

吸収体はハンカチタイプに記載しているサイズより3㎝短く11㎝になりました。

ただ、このタオルは耳(タオルの端の部分)が少し長かったので、同じサイズで耳が普通のタオルだと12~13㎝は取れそうです。

この方法だと、外側に使う薄手の生地を2枚分足すと、フェイスタオル1枚から23㎝や25㎝の吸収体入りハンカチタイプが2枚作れます。

型を記入するときは、外側の生地と吸収体で、縦と横の置き方が違うのでご注意ください。

27㎝以上の大きいものは吸収体も他の生地にするとフェイスタオル1枚から2枚分取れます。

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普通~薄手タオルで作るホルダータイプ

肌面をタオル、下着側を他の生地にするとホルダーも作れます。

ホルダーにする場合は、あまり厚手のタオルだと、表に返したときに縫い代部分が分厚くなりすぎるので、薄手~普通程度のタオルの方が向いています。

ただ、薄手のタオルはよく伸びて形がゆがみやすいので、記事後半の薄手タオルの一長一短~フェイスタオルで布ナプキンを作る時に気をつけたいことをご覧ください。

ホルダータイプに組み合わせやすい生地

  • 手ぬぐい
  • シーチングなどの綿生地

タオルのみで作る布ナプキン2種類

1枚ものの布ナプキン

布ナプキンと言ってもいいのかと思うほどの簡単さですが、この後のコーナーでご紹介しているタオルを切って端処理しただけのタオルで作る布ナプキンです。

使い方はプレーンタイプと同じになりますが、分厚いので日中用には向いていません。

1枚だけだと少し頼りないですが、もう1枚、ロール状にしたものを補助にすると、吸収力がアップするので、夜用には抜群の安心感です。

オーバル型布ナプキン

他の布ナプキンの補助として使うオバール型。

タオル3枚で作った大きいサイズだと、経血量にもよりますが多い日でも2時間くらいは大丈夫なので、長時間換えられないときには安心です。

タオルが合わない布ナプキンの形

一体型

厚めのタオルを何枚も使うとどうしても乾きにくくなります。

また、タオルは吸水性は高いですが下まで通るのも早いので、一体型に収まるタオルの厚みでは、あまり長時間は持たないので、一体型はおすすめできません。

3D・立体型

厚手のパイル地を吸収体に使ったとき、厚みがすごくてとても縫いにくく、苦戦しました。

そのため、手芸用のパイル地よりも厚い普通のタオルはやめておいた方が無難です。

わのなぷ

2枚仕立ての[わのなぷ]だと、切ったところからタオルのモロモロや糸が出てくるので他の素材の方がいいように思います。

また、[4重わのなぷ]は分厚くなりすぎるので、どうしても作ってみたいときは、ガーゼなどの薄手と、あまり分厚くないタオルを合わせる方がいいと思います。

どんなタオルがいいの?

タオルと言っても、ふわふわのホテルタイプのタオルから、ペラペラの薄い温泉タオルまで、いろいろありますよね。

ここでは吸収力を基準にして分けてみました。

よかったタオル

100均のタオルだと、ダイソーのシャーリングタオルは厚みがそこそこあり、手ぬぐいと合わせてハンカチタイプにするといいものができました。

イオンのタオルは398円と198円の2種類を試してみました。

どちらも1枚ものの布ナプキンにして、夜に使ったのですが、今も私の定番です。

タオルは厚みも値段も様々ですが、いくつかを比べてみて、生地の目が詰まっているな、と思えるものなら大体大丈夫だと思います。

いまいちだったタオル

タオルは吸収力が高い分、薄いとすぐに貫通してしまうので、5枚セットなどの安くて数枚入っているものや、温泉タオルのような薄いタオルは吸収力を求める場合、あまり向いていません。

100均の無撚糸タオルはサイズが大きくてお得な感じがしたのですが、こちらも生地が薄くて期待したほどの吸収力は得られませんでした。

ガーゼタオルも目が粗い分、貫通が早いです。

薄手タオルの一長一短
薄手タオルが全然ダメかといえばそうでもなく、いいところもあります。
ひし形ライナー(ひし形ホルダーでも〇)の吸収体やホルダーの肌面は、厚手タオルだと分厚くなりすぎて縫いにくかったり、プラスナップが留めにくくなりますが、薄手のタオルだと厚み的にいい感じになります。

ただ、生地が斜めに伸びるものが多く、型紙を写したり裁断する時に形がゆがみやすくなるので、慣れない方はむつかしく感じられるかもしれません。
ゆがみやすいタオルの扱い方については次のコーナーで詳しく書いています。

布ナプキンをフェイスタオルで作るときに気を付けたいこと

タオルは伸びやすいので引っ張らない

柔らかいタオルは縦や横にはあまり伸びないのですが、斜めに引っ張るとグーンと伸びる物が多いです。

そのため、型紙を写すときや裁断する時、縫う時に引っ張ると伸びてゆがみの原因になるので、できるだけ引っ張らないようにして扱ってください。

薄手のタオルではじめてホルダーを作ったとき、左右で羽の位置が違う・・・とガックリしました。

色々調べて良かった方法は、裁断する時は生地を動かさず、自分が生地の周りを回りながら切ると、ゆがみが少なくなる。でした。

タオル以外のガーゼ生地なども、この方法だとゆがみがすくなくなるのでおすすめです。

チャコペンをペンタイプにする

生地に型を写すときに使うペンには、鉛筆タイプやフェルトペンタイプ、チョークタイプなどありますが、タオルに使う時はフェルトペンタイプをおすすめします。

理由は鉛筆タイプなどだとしっかり線を引くのにぐいぐいと引っ張りながら描くことになり、ゆがみの原因になるためです。

フェルトペンタイプだと、そっとなぞるだけで色が付くので、ゆがみにくいです。

タオルハンカチは布ナプキンの代用になる?

タオルハンカチは生理の後半なら3つ折りにして布ナプキンの代用に使えます。

ネットで見ていると、タオルハンカチだけで生理を乗り切れる方もおられるようですが、タオルハンカチを3つ折りにして使う場合、私は5日目から使っています。

これは失敗(><)
ハーフタオルハンカチをロール状にしたものと、25㎝のタオルハンカチを3つ折りにしたものを合わせて2日目に使ってみましたが、2時間でホルダーまで貫通していて、装備のわりには持たないな、という感想でした。

タオルハンカチ3つ折り×タオルハンカチのロール状だと、もう少し持ちはよくなると思いますが、3つ折りまで届いたら貫通するまでは早いと思います。

タオルハンカチだけで乗り切れたら、作る手間もなく楽なので、私は少な目かな?と思われる方は、試してみてもいいかもしれませんね。

タオルハンカチ2枚で作る布ナプキン

タオル2枚でかんたんわのなぷ

大きさの違うタオルハンカチ2枚を中心で重ねて、両端を縫うとかんたんわのなぷの

失敗だったタオル布ナプキン

これは失敗(><)
タオル2枚を下のように重ねて作る布ナプキンはネットでもよく見かけますよね。

ほんとにこれで使えるの?と思いつつ、物は試しと
25㎝のタオルハンカチ2枚で作ったのですが、厚みがすごいです!

1枚作るのに220円かかってしまうことと、ぶ厚いわりには多い日だと2時間も持たない、でも、少なくなってからだともっと軽装備で十分。ということで、おすすめされている方もよく見かけるのですが、私的には失敗でした。

まとめ

身近な素材のタオルを使って、色々な布ナプキンができました。

タオルh厚みが本当に様々なので、素材や組み合わせを参考にして、納得のいくものを作っていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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