使い捨て布ナプキンの使い方と快適に使うための2つの注意点

布ナプキンの使い方
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ケミカルナプキンはベタついたりかゆみが出たり、肌の弱い人だとかぶれたりすることもありますよね。布ナプキンがケミナプキンよりも肌には優しいと聞いても、洗濯や漏れないか心配・・・と、ハードルはやっぱり少し高いもの。

そんなときにピッタリなのが使い捨て布ナプキンです。

紙ナプキンの表面が肌に当たらないようにすることで、肌への負担を減らし、使い捨てにすることで布ナプキンのハードルの一つである『洗濯』からも解放されるという使い捨て布ナプキン。

たった布一枚をひくだけなのですが、私が布ナプキンを使い始めた10年以上前にはなかった画期的ともいえるすごい発想だと思います。

1枚の布をひくだけのお手軽で簡単な使い捨て布ナプキンですが、2つの注意点があります。

その注意点とは、トイレに落としやすいことと、素材によっては漏れの原因になることです

このページでは基本的な使い方と、その注意点と対応方法をまとめてみました。

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使い捨てできる布ナプキンってどんなもの?どうやって使うの?

使い捨て布ナプキンって?

使い捨て布ナプキンとは、洗って繰り返し使える布ナプキンとは違い、1度使うと捨ててしまう布ナプキンのことです。

一部の商品を除いては布ナプキンというよりは、布ですが。

タイプ別!市販の使い捨て布ナプキンのおすすめは?でもご紹介していますが、市販の使い捨て布ナプキンは布ナプキンを作っているメーカーさんが作っているものがほとんどです。

そのメーカーさんが販売している布ナプキンと同じ素材を使っている商品もあり、肌触りを確認するのにもピッタリですね。

また基本的には布1枚なので、天然素材のものなら家にある古着や古いタオルを切るだけで手軽に作れます。

どうやって使うの?

紙ナプキンに貼り付けられる程度の大きさの使い捨て布ナプキンを、紙ナプキンの上に重ねて使います。

ナプキンを交換するタイミングで一緒にエチケットボックスへ捨てるというのが、基本的な使い方になります。

そのほかには、ショーツに敷いておりものシート代わりに、布ナプキンの上に敷いたり、大き目に切った古着などを利用する方法もあります。

使い捨てナプキンの使い方

使い捨て布ナプキンの作り方ページで作った両面テープを貼ったタオルと26㎝の紙ナプキン。

紙ナプキンとタオルで作った使い捨て布ナプキン

両面テープを剥がして、ナプキンに貼り付けて、あとはいつも通りにお過ごしください。

ナプキンを交換するタイミングで一緒にエチケットボックスへ。

開いた紙ナプキンにタオルの使い捨て布ナプキンをテープで貼っている

私はテープを剝がそうとして、上の紙ばかりねらって、なかなか剝がれないなぁと思っていたのですが、下の写真のタオルの下側のように、タオル側から剥がすと簡単に剥がれました。

両面テープの基本なのかもしれませんが(汗)
一人で、なるほど~と思ったので、記録しておきます。

タオルの使い捨て布ナプキンに両面テープを貼って、少しだけ剥がしている

使い捨て布ナプキンは手作りできるの?

はい。古着や家にある古いタオルなどを切って作ることができます。

市販のもののようにナプキンサイズに布を切ったり、大きめに切って畳んで使うタイプのものも作ることができます。

詳しくは使い捨て布ナプキンの作り方や、古着や古いタオルで大き目の使い捨て布ナプキンを作るで紹介しています。

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使い捨て布ナプキンの注意点その1

そのまま使うと落としてしまう

販売されている使い捨て布ナプキンのほとんどが、切ったままの布です。

この切りっぱなしの布をそのままナプキンの上に重ねると、次に下着をおろしたときにポロリと落ちてしまいます。

このポロリが使い捨て布ナプキンの一番の難点です。

落とさないためにはどうすればいい?

使い捨て布ナプキンのページをよく読むと、

両面テープで貼り付けてのご使用をおすすめします。

といった内容の注意書きが書かれています。

このひと手間をどう受け取るかですが、使う度に両面テープを出して貼ることを考えると、購入したり作ったタイミングか、時間が取れるときに、まとめて両面テープを貼っておく方が使う時には楽ではないかな?と思います。
ネットでは、マスキングテープで止めたり、ホッチキスで止めるという方法も見かけました。
どの方法を使うにしても、朝の忙しい時間や仕事の途中に、使い捨て布ナプキンとそれを装着する道具を出してきて紙ナプキンに取り付けることを毎回するということは、あまり現実的ではないですよね。
たぶん、私なら、また今度でいいや!と、なってしまいます。
様々なパターンを考えてみると、やっぱり両面テープを時間のある時に貼っておくのがいいように思います。
注意書きにはテープを貼ることをおすすめしていますが、市販の使い捨て布ナプキンのレビューの中には、落としてしまった!というレビューよりも数は少ない印象でしたが、テープがなくても大丈夫という意見もあったので、大丈夫な方はもちろんテープなしでご使用くださいね。

両面テープはなにがいい?

両面テープのナイスタックには、『01.弱』から『04.超強力』まで4タイプありますが、家にあった幅15㎜のしっかり貼れてはがしやすいタイプ『02.普通』タイプを使い捨て布ナプキンに使ったところ、問題なく使えました。

おりものシートとして直接ショーツに貼ったときも、特にテープ跡が目立つということもありませんでした。


使い捨て布ナプキンのどこにテープを貼る?

市販の使い捨て布ナプキンではどんなテープをどこに使っているの?

写真はジュランジェさんのフリーナ テープ付きです。見えにくい部分もありますが、幅5㎜のテープが両端の上から下まで切れ目なく入っています。

ジュランジェの使い捨て布ナプキンのテープが付いている面と、剥がしたはくり紙

自分で貼る時にはどこがいい?

私が使ったテープは15㎜幅だったこともあってか、紙ナプキンとショーツに直接貼り付ける方法も試してみましたが、上下に一か所ずつテープを貼れば十分でした。

薄い生地や柔らかい生地などはヨレやすいので、真ん中のヨレが気になる場合は両面テープの数を増やしてください。

当サイトでは、パッドの型紙使い捨て布ナプキンを作る方法もご紹介していますが、夜用など大き目の場合は両面テープを3枚~4枚にした方が安定すると思います。

またその場合、両面テープのはくり紙は、1枚貼ったあとに次の紙を剥がして貼っていった方が、きれいに貼れます。

両面テープを貼った普通用と夜用の使い捨てナプキン

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使い捨て布ナプキンの注意点その2

漏れに注意

2つ目は使っている素材によっては漏れることがあるということです。

市販の布ナプキンのページには、使う前に予洗いすることと記載されていますが、使い捨て布ナプキンはそのまま使うようになっています。

しかしネル生地などは水分を吸い込みにくい=貫通漏れしにくいという良い面が裏目に出て、経血量が多い場合には吸い込みが間に合わず横から漏れてしまう場合があります。

ネル生地に限らず、新しい布は水分を吸い込みにくいものもあるためか、市販の使い捨て布ナプキンのレビューの中には、多い日に使うと経血を吸いきれずに横漏れしたという内容も時々見かけます

またリサイクル布を使う場合でも、古いタオルで作る場合などは、吸水性は確認されているので大丈夫だと思いますが、古着をリメイクする場合には素材によって吸い込む力が違ってくることも考えられます。

横漏れを防ぐための3つの提案

吸い込みが悪い生地=漏れやすいということから、古いタオルや綿100%のTシャツなどが大丈夫だろうということはわかります。

とは言っても布といっても種類はさまざまなため、横漏れを防ぐためには以下の点に注意すれば、かなり防げると思います。

  • 多い日には古いタオルやTシャツ、使ったことのある商品など、吸水性が確認できているものを使う。
  • 初めて使う素材は、ピーク時を避けて試してみてからにする。
  • 市販の使い捨て布ナプキンを初めから多い日に使いたい場合は、こまめにトイレへ行ける状況の時にする。

使い捨て布ナプキンの使い方と2つの注意点のまとめ

布ナプキンには抵抗がある方の中にも、布ナプキンのメリットを取り入れたいと思う人もたくさんいると思います。

肌が弱くかぶれやすい人はもちろん、暑い季節には肌が丈夫な人でも紙ナプキンの不快感はありますよね。

そんな時に便利な使い捨て布ナプキンを、もっと快適に使っていただける参考になれば幸いです。

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