1回の生理で使う布ナプキンの最小枚数

布ナプキンの使い方
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1回の生理で使う布ナプキンって、何枚くらい必要なのかな?

これから、布ナプキンを始めてみたい人には気になるところですよね。

一体型を使うか、プレーンタイプとホルダーをセットにして使うかで、枚数は変わってきます。

また同じ枚数でも、一体型はこまめな交換が必要で、プレーンタイプだとたたみ直すだけで1回の交換を減らすことができます。

そのため、交換回数=枚数ではないので、○○枚必要と書かれていても、「どの型で??」と思うこともありますよね。

そこで今回は、布ナプ歴10年以上の私が試した中で、交換回数と洗濯が一番少なくなる布ナプキンの組み合わせと必要枚数の例をご紹介します。

交換回数の詳しい内容は下の記事になります↓

洗濯を最小限にするため、後半は使い捨て布ナプキンを使っています。(枚数には含まれていません。)

また、手持ちの枚数や交換回数を最小限にするために、布リフで紹介している手作り布ナプキンをたくさん使っています。

そのため、市販の布ナプキンを使う場合はもう少し枚数が必要になることもありますが、ひとつの例として、お読みいただければと思います。

この記事でわかること
必要な布ナプキンの種類と枚数
1日に必要な枚数と交換回数
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1回の生理に必要な布ナプキンの種類と枚数

今回はライナーをホルダーとしても使っているので、1回の生理で必要な布ナプキンの最小枚数=1カ月とも取れます。

最小必要枚数は21枚。

それぞれの種類と枚数は次のようになります。

  • 19㎝のテープ付きひし形ライナー:3枚
  • 25㎝か27㎝のホルダー:4枚
  • 36㎝ホルダー:2枚(代用可能)
  • 25㎝か27㎝用のプレーン(あて布2枚):5枚
  • 25㎝か27㎝用の4重わのなぷか、3重程度のハンカチタイプ(ガーゼやさらしなどの素材):1枚(代用可)
  • 夜用の3D・立体型の布ナプキン:2枚(必要ない場合もあり)
  • 36㎝用1枚ものタオルの布ナプキン:4枚(フェイスタオル2枚分)

それでは代用できるものも含めて、1つずつ、詳しく見ていきましょう。

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テープ付きで生理の後半にも使える布ライナー

おりものだけでなく、テープを付けてホルダーのとして使えるようにしたことで、生理の後半にも対応できる布リフの手作りライナー。

生理後半を使い捨て布ナプキンにすることで、落ちにくい汚れと格闘することからも解放されます。

布ライナーのサイズは何センチがいい?

布リフのひし形ライナーは16㎝・19㎝・23㎝とあります。

テープ付きで使うのなら、19㎝か23㎝がおすすめです。

それぞれに少し気になることがあるとすれば、次の点です。

19㎝だと日常使いにピッタリですが、生理の終わりかけに使い捨て布ナプキンをセットすると、ズレてテープが少し汚れてしまうこともあります。

23㎝だと、あまりテープが汚れてしまうことはないと思いますが、おりものだけの時には、少し大きく感じる方もおられるかもしれませんね。

ライナーメインで考えるなら19㎝、生理期間も入れるなら23㎝というところでしょうか。

お好みで選んでくださいね。

枚数は3枚~5枚

布ライナーの最低必要枚数は3枚になります。

交換が1日1回だと、2枚でも回せないことはないですが、3枚ある方が雨で乾きにくい時でも安心ですね。

おりものが多い時期など、1日に2回くらいは交換したい場合は、ライナーの枚数を5枚くらいに。

手持ちのナプキンを増やしたくない場合は、古い布などを使い捨て布ナプキンにしてセットすれば、少ない枚数でも乗り切れますよ。

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昼も夜も活躍するホルダーは合計6枚

生理期間中、メインで使うホルダーは昼用と夜用で6枚あると安心です。

サイズは2サイズ必要

日中用は25㎝か27㎝・夜用は36㎝
日中用

昼は25㎝・27㎝くらいの日中用を使います。

量が多くて大きい方が安心だという方は、30㎝くらいでもいいと思います。

ただ、今回は経血が落ち着いた4日目にも使います。

そのため、ゴワゴワした大きいナプキンは最低限の使用にとどめたい!という場合は、昼用のサイズをおすすめします。

夜用

今回、夜用はフェイスタオルで作った布ナプキンを合わせて使うので、フェイスタオルに多い長さに合わせて36㎝にしています。

ホルダーは昼4枚・夜2枚で乗り切ろう!

ホルダーの最低必要枚数は日中用サイズ4枚・夜用2枚です。

素材にもよりますが、ホルダーは薄くてすぐに乾くので、少ない枚数でも回せます。

昼用は、1日目に使ったものを3日目、2日目に使ったものを4日目に使えば、日中だけなら最低2枚あれば乗り切れます。

しかし、もしもの漏れたとき用、中盤以降の夜用として、今回は+2枚の計4枚にしています。

また、夜用ホルダーは2枚必要です。

夜の経血がしっかりと多めに出る日は、生理期間中の2日間くらいの方が多いのかなと思いますが、もし、夜用を3日間使いたい場合でも、ホルダーは薄いです。

風通しが良ければ1日で乾くので、2セットあれば十分だと思います。

プレーンタイプはあて布2枚のものを使って合計5枚

プレーンタイプはあて布を2枚にして作ったものを使用しています。

あて布が1枚増えるだけで、吸収力がアップし、交換回数が減らせます。

使う時期やサイズはホルダーに合わせます。

サイズはホルダーのサイズに合わせておく方が使いやすいですね。

経血量にもよるかと思いますが、私の場合は多い日で、2枚仕立てのプレーンだと、2~3時間くらいで交換になります。

あて布を2枚にした場合は多い日でも1枚のプレーンで4時間から、長いと6時間くらい使えます。

間に1回たたみ直すので、ひとつの面で2時間~3時間。

そのため起床後、夜用から昼用に交換して、夕方6時ごろに入浴するまでの間の交換回数は、1回か、量が多い時で2回です。

衛生面が気になる方は、もう少し早めに交換した方がいいので、あと数枚増やしてくださいね。

プレーンタイプは5枚以上必要になることもあります

プレーンタイプの必要枚数は5枚になります。

多い日が1日2枚、2日間で4枚。

1日目か3日目にはもう1枚使うタイミングがあると思うので、最小5枚にしています。

ただ、記事後半で、夜に3D・立体型を使う内容が出てきますが、夕方から夜の間に、大きなサイズが必要のない方もおられると思います。

その場合は、代わりに日中用のプレーンがあと2枚ほど必要になることもあります。

[4重わのなぷ]は1枚で十分。代用も可能です。

日中用のネル生地プレーンでも大丈夫なので、ここはなくても大丈夫です。

でも、生理初日で立ち上がりがゆっくりの時や、4日目で出血が落ち着いたころなどは、できればショーツは普通で装備も軽くして過ごしたい・・・と思うのは私だけでしょうか?

そこで、1枚だけですが、軽めのプレーンを入れています。

1日目と4日目に使うことが多いのですが、今のところ1枚で足りています。

サイズと素材

日中用のホルダーに合わせたサイズか、ライナーを23㎝にしているのなら、ひし形ライナーに合わせても大丈夫です。

素材はガーゼやさらしなど。

軽めの素材をたっぷり使ってやわらかく過ごしたいですよね。

できれば4重わのなぷが安心ですが、ハンカチタイプでもOK。

入浴後に夜用の3D・立体型か一体型の布ナプキンを2枚

お風呂の後って、経血がたくさん出ませんか??

私自身、入浴後に経血が多く、夜用のプレーンにパッドを組み合わせたり、あて布2枚のプレーンを使ったりしていましたが、毎回吸い込みが追い付かず、お風呂から出て2~3時間で、ホルダーごと交換していました。

夜の忙しい時間に、ホルダーとプレーンとパッドなどを洗うのが手間で、この時間をどのナプキンで過ごせば楽なんだろうと色々試してたどり着いたのが、3D・立体型という結論でした。

そのため、量がそれほどでもなく、この時間でも日中用で足りる方もおられるかと思います。

まずは、入浴後の経血量を日中用や、夜用ホルダー+プレーンなどで様子を見てみることをおすすめします。

「私はなくてもいけそう」という方は、なくても大丈夫です。

その場合は、3D・立体型の代りに日中用や夜用のホルダー+プレーンがもう少し必要になるかと思います。

手持ちの布ナプキンと相談しながら、足してみてくださいね。

また、お風呂に入ってすぐに寝てしまうという場合は、ここは飛ばして、そのまま夜用を使っていただいても大丈夫だと思います。

3D・立体型の夜用じゃないとだめ?

サイズは、日中用の一体型だと貫通漏れをしたので、夜用にしていますが、経血量がそれほど多くない場合は日中用でも大丈夫です。

また、寝る前にできるだけ手洗いするものを減らしたいという思いもあっての3D・立体型なので、一体型でも代用可能です。

枚数は2枚で十分です

使うのは多い日の2日くらいなので、2枚あれば十分です。

36㎝の1枚ものタオルの布ナプキン(プレーンでも代用可能)

今回は1枚のフェイスタオルを2枚に分けて、端処理を下だけの簡単布ナプキン2枚を一晩で使います。

経血が多めの2日間に使うので、フェイスタオルを2枚使って、合計4枚になります。

この、2枚の布ナプキンを使う方法は、2枚仕立てのプレーンタイプ2枚でも代用できます。

ただ、オーガニックや無漂白系の生地は経血を吸収するスピードが追い付かず漏れることがあります。

その場合も、少し手を加えて吸収力を高めることもできるので、オーガニック系の生地を使いたい場合は、以下の記事を参考に、対策をしてみてくださいね。

多い日だけなので2セットで十分。

1枚ものの布ナプキンは、36㎝のフェイスタオルを2枚に分けたものを1セットとして使うようになっています。

もし、1日目から3日目まで使いたい場合でも、素材はタオル。

ある程度の風通しのある場所に干しておけば、1日目に使ったものを3日目に使うこともできるので、2セット計4枚あれば、十分足りると思います。

3D・立体型で代用すれば、枚数は減らせます

この、36㎝ホルダー2枚+1枚もの布ナプキン4枚のセットは、3D・立体型2枚に置き換えることができます。

その場合、ホルダーを置き換え、1枚もので使う4枚が必用なくなるので、合計枚数を減らすことができます。

1日に必要な布ナプキンの枚数と交換回数

起床後に交換し、寝る前に夜用に交換するまでを1日として考えたときの、1日当たりに使う布ナプキンの枚数です。

1日目のプレーンやホルダーを3日目に使うなど、洗濯をしてまた使う布ナプキンが入っているので、合計枚数は23枚になりますが、今回紹介している21枚で足りるようになっています。

1日に必要な布ナプキンの枚数と交換回数
〇日目 枚数 交換回数
1日目 6~7枚 3~4回
2日目 7枚 4回
3日目 6枚 4回
4日目 3枚+使い捨て 2回
5~7日目 1枚+使い捨て 1回

枚数だけを見ると多いように感じますが、ホルダー+プレーンで1セット、ホルダー+タオルの布ナプキン2枚で1セットなどが含まれているため、交換回数は少なくなります。

また、この表の交換回数には、プレーンをたたみ直すことは交換として含まれていませんので、ご注意くださいね。

今回紹介した最小枚数の布ナプキンを使った、交換回数の例をまとめています。

まとめ

布ナプキンが何枚必要になるかは、使う形や経血量などでも変わってくるため、最終的に、それぞれのベスト枚数は手探りになる部分も多くなります。

そんな中でも、できるだけ参考になるように形や交換回数も合わせて紹介した、【1回の生理で使う布ナプキンの最小枚数は?】はいかがでしたでしょうか。

布ナプキン選びの参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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