生理期間をすべて布ナプキンで過ごせるようになってから初めての旅行。
布ナプキンの快適さを知ってしまったけど、旅先ではどうつかえばいいのか、悩みますよね。
旅行でも布ナプキンが快適!という意見や、いやいや、旅行や帰省は紙ナプキンという意見など、人によって答えは様々です。
今回はそんな、旅行と布ナプキンについて掘り下げてみました。
もうすぐ旅行だけど、生理が当たりそうでどうしよう・・・とお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
布ナプキンを使う旅行の期間について
旅行中の生理について、旅行と布ナプキンについて調べてみると、旅行で布ナプキンがおすすめとしているのは、長期の海外旅行という設定のことが多いように感じました。
確かに一回の海外旅行で生理が3回も来て、日本の紙ナプキンが買えないような状況だと、紙ナプキンを3サイクル分持っていくよりは、布ナプキンを持っていって洗った方が荷物は少なくなり、メリットが多いかもしれません。
ただ、「旅行と生理」で、どうしよう?と悩む状況ってたぶん、長期海外旅行よりは、1回の生理が当たる程度の旅行や帰省が圧倒的に多いですよね。
そこで今回は、1回の旅行=1回の生理を過ごす。という設定で進めていきます。
どうしても布がよい場合の対処法も後ほど書いていきますが、基本的には旅行に生理が当たった場合は、次の方法をおすすめします。
経血のピーク時の布ナプキンはナシ。
経血もほぼ落ち着いた中盤~後半なら布ナプキンもアリ。
生理ピーク時は布ナプキンより紙ナプキン
生理ピーク時の旅行は、布ナプキンを始める前に使っていた生理用品で過ごすのが、一番慣れていて安心だと思います。
ただ、何かしらの理由があって布ナプキンへ移行した方もきっと多いと思うので、紙ナプキンでも気になるモレ、かぶれなどの対策も紹介していきますね。
布ナプキンでのピーク時は洗濯がネック
普段、布ナプキンのみを使っている場合、経血ピーク時は紙ナプキンをおすすめします。
理由はやはり、洗濯です。
まず、旅先で布ナプキンを洗おうとすると、洗剤、布ナプキンを干すためのピンチハンガー、浸け置きの袋などが必要になってきます。
量の多い頃だと、小さいピンチハンガーだと足りないし、大きいとかさばります。
ロープを張って洗濯ばさみで干す方法もありますが、ちょうどいいところにロープをセッティングできるかはわからないですよね。
そして一番気になるのはやはり衛生面。
当たり前ですが生理の汚れは血液です。
介護や医療の現場でも血液は直接触れないようにしますし、いくら洗い流すと言っても、ホテルなどの不特定多数の人が使う場所で経血を洗うということは、衛生面でもやはり控えておいた方がよいと思います。
実家への帰省ならまだ洗えるかもしれませんが、友達の家や夫の実家などでは洗う場所を借りることも言い出しにくいですし、干し場所も悩ましく、ゴミの問題はありますが、やはり紙の方がなにかと気楽です。
紙ナプキンは漏れるのが心配
布ナプキンでプレーン+ロール状の2枚使いやオバール型に慣れている方は特に、紙ナプキンの平面だけだと不安になりますよね。
私も何度か旅行や帰省の出発の朝に生理が始まったことがありますが、やはり紙ナプキンだけでは不安で、いつも紙ナプキン+タンポンで乗り切っていました。
でも、普段使い慣れていないからか、タンポンって地味に痛いんですよね・・・
最近見つけて、いつか旅行や帰省に生理が当たったら絶対使おうと思っているのが、ソフィのシンクロフィットです。
10年以上も前からある商品なのに、私も最近まで存在を知らなかったのですが、当サイトの作り方で紹介しているオーバルタイプのように、多い日の補助に使えるナプキンで、ナプキンも袋もトイレに流せるところが本当に旅行向きです。
少しでも体に優しい素材のナプキンやタンポンを使いたい
紙ナプキンがよくても、肌荒れや冷えもやっぱり気になります。
最近では少しずつ肌に優しい使い捨てナプキンの種類も増えてきていますが、コットン製の使い捨て布ナプキンは「ナチュラルムーン」さんが有名です。
色々入ったスターターセットがあるので、旅行での使い分けに使いやすいですね。
ソフィさんからもオーガニックのナプキンが出ています。
日本初のオーガニックタンポンだそうです。
ナチュラルムーンさんのオーガニックタンポンです
どうしても布が良い場合は他の生理用品と併用
かぶれたりするので、どうしても布がいいという方のために3つの方法をご紹介します。
紙ナプキンに使い捨て布ナプキンを敷いて使えば、紙ナプキンが直接肌に触れることはなく、交換時に一緒に捨てられるので紙ナプキンだけよりも快適に過ごせます。
タンポンや月経カップで経血が外へ出ないようにして、マメにタンポンや月経カップの交換などができるのであれば、ナプキンもほとんど汚れることはないですよね。
ナプキンはホルダータイプに使い捨て布ナプキンをセットして、使い捨てを交換していけばホルダーはきれいな状態で乗り切れると思います。
ただ、タンポンも月経カップもキャパオーバーになると経血がもれ出てくるので、交換時間が確保できる前提になります。
念のため、使い捨て布ナプキンはタオルをたたんだものなどにしておくと安心ですね。
発症することはあまりないようですが、使用の際には手指をきれいにする、使用時間を守る、など、タンポンの説明書を守ってきちんと使用してくださいね。
参考記事 TSSについて|タンポンNavi|ソフィ ユニ・チャーム
もうそろそろ新しいものに交換しようかな、と思うような布ナプキン、ありませんか?
もしあれば、それを使い捨てにしてしまうという方法もあります。
日中はタオルで作ったオーバル型を追加してオーバル型だけをマメに交換すれば、土台の交換は減らすこともできます。
オーバル型は簡単に作れるので、多めに作ってこちらも使い捨てにすれば洗濯なしでも乗り切れますよ。
夜はねぼけて落とす確率がぐんと上がるので、オーバル型の使用はやめておいた方がいいと思います・・・
生理後半の布ナプキンはOK
経血の量によりますが、生理の4~5日目ごろからは、小さめのホルダーに、大き目の使い捨て布ナプキンをたたんで使えば大丈夫です。
まだ、そこそこ出そうなときはタオルをたたんで。茶オリていどなら、古着のTシャツを切ってたたんで使っても十分ですよ。
コスパが気にならないのであれば、ハンドタオルをたたんでセットして交換ごとに捨てていけば楽チンですね。
使い捨て布ナプキンを捨てる
紙ナプキンやタンポン、使い捨て布ナプキンの処分にはチャック付きの袋が便利ですが、ジップロックだと中が丸見えになるのが難点ですよね。
におわないチャック袋があれば、臭いが気になる紙ナプキンがにおうこともなく、汚れた使い捨て布ナプキンやタンポンが目に入ることもなく持ち歩いて処分することができます。
箱型の使い捨てエチケットボックスもありますが、カバンに入れるには大きすぎるので、チャック付きの袋が便利です。
自立して置ける上に、チャック付きで外から見えなくできる袋だと、友達や彼氏との旅行で泊まるホテルのトイレにも置きやすいですね。
まとめ
旅行と生理が当たったら、本当に憂鬱ですよね。
市販の紙ナプキンは不快感が多かったですが、ナプキンだけでなく、タンポンにもオーガニックコットンが使われるほど、使い捨ての生理用品もお肌に優しくなっているので、以前に比べると選択肢が増えて、より快適に過ごせるようになりました。
工夫をすれば、布ナプキンでも乗り切れるので、快適な過ごし方を見つけていただければ嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます!