ホルダータイプの布ナプキンの作り方 

布ナプキンの作り方
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プレーンタイプの布ナプキンの落下防止に便利なホルダータイプ。

このページではホルダータイプの布ナプキンの作り方をご紹介します。

羽と本体が別になっていて、組み合わせていくタイプと、羽と本体が1枚の型紙をつかったホルダーの作り方の2種類あります。

サイズは23㎝~40㎝までの7段階あります。

もっと小さいのがほしい!もっと簡単に作りたい!という方には、2サイズですが、ほぼ直線でより作りやすい、19㎝と23㎝のひし形ホルダーの作り方もあります。

>>>手縫いで作る布ナプキン(縫うところをミシンにすれば大丈夫です。)

今回はタグをつけて作っています。

なくても大丈夫ですが、おしゃれなだけでなく目印にもなるのであると便利です。

>>>色・柄・サイズがバラバラでも迷わない!布ナプキンの見分け方

もう作る準備が整っている方は、目次よりそれぞれの作り方へお進みください。

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ホルダータイプ2種類の違い

このページで作ることができるホルダータイプは次の2種類になります。

  • 写真左の1枚布で作るタイプ
  • 写真右の羽を別に作って本体に取り付けるタイプ

1枚布バージョンの特徴

1枚布は全てがつながっていて、切ったり縫ったりする工程が1度で済むため、作業がスムーズです。

全部を1枚の布で作るため、そこそこの大きさの布が必要になってきます。

また、カーブが多いため、初心者の方は難しく感じられるかもしれませんが、押さえをマメに上げながら縫っていけば大丈夫です。

羽と本体が別バージョンの特徴

羽と本体が別々になっているので、小さく余ってしまった布や透湿防水布も無駄なく使うことができます。

羽を2枚別に作るので、ひっくり返したりする工程が本体と合わせて3枚分になり、手間が増えると感じられることもあるかもしれませんが、一体型の羽の付け根部分に当たるカーブがない分、直線が多く、初心者の方には縫いやすいかもしれません。

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ホルダーに使う生地

直接肌に当たる部分は少ないので、多少ポリエステルなどが入っていても大丈夫ですが、滑りやすいつるつるした素材や、キャンバス地などの厚すぎてゴワゴワする生地は控えた方がよいです。

詳しくは以下の記事にまとめていますので、よろしければ参考にしてくださいね。

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型紙とサイズ

型紙は型紙まとめページの、一体型(1枚布)、羽が別、夜用の中からお好きな型紙を選んでダウンロードしてください。

型紙ページにあるひし形タイプにも、テープを付けることができます。
生理の終わり掛けに使い捨てタイプを使いたい時などは、ライナーと兼用できて便利ですよ。

作り方は簡単なので、ご興味のある方は手縫いで簡単本格布ナプキンをご覧くださいね。(手縫いの部分をミシンで縫っていただければOKです)

作り方では、縫い線を記入するために縫い代アリと縫い代なしの型紙2枚を使っていますが、ミシンに慣れていて縫い線が必要ない方は1枚で大丈夫です。

布ナプキンのサイズと作るのに必要な生地の大きさでは、作るのに必要な生地の大きさの目安が載っています。

夜用は夜用の型紙ページに載っていますので、そちらをご覧ください。

1枚布のホルダータイプ布ナプキンの作り方

型紙を準備します

ミシンの目盛りを見て縫い代1㎝で縫える方は、型紙を1枚印刷して、縫い代アリで型紙を切ってください。

ミシンにあまり慣れていなくて、縫い線があった方が安心な場合は、型紙を2枚用意して、縫い代アリと縫い代なしの型紙を用意してください。

大きいサイズの布ナプキンの型紙は、2枚や3枚に分かれています。

切り取りの際にはのりしろを切らないようにご注意ください。

材料をそろえます

裁断し、印をつけてていきます

全て縫い代アリの型紙を使って型を写します。

透湿防水布

透湿防水布を裁断し、上下左右にノッチを入れます。

透湿防水布のザラザラした面に、縫い代なしの型紙を中央に置き、チャコペンを使って縫い線(紫の線)を記入します

返し口部分は、縫い線まで1.5㎝ほど印を延ばしておくと(オレンジ色の線)縫っている時に見えやすくなります。

肌側の生地

肌側の生地を裁断します。

テープ付け位置と上下左右にノッチ(2~3㎜の切り込み)を入れます。

下着側の生地

下着側の生地を裁断し、上下左右にノッチを入れます。

タグをつける場合

下着側の生地に印をつけてタグをつけます。

詳しくは布ナプキンにタグをつける方法をご覧ください。

テープを付けていきます

肌側の生地のテープ付け位置に合わせて、テープを端から5㎜ほどのところを縫って仮止めします。

テープ幅は1㎝になっていますが、太かったり細かったりで、どうしよう?というときは、ホルダーのテープはどれにする?の、テープの付け方コーナーをご覧ください。

生地を合わせて縫っていきます

上下左右のノッチを合わせて生地を重ねます。

重ねる順番は透湿防水布の種類によって違うので、透湿防水布の使い方をご覧ください。

透湿防水布の代わりにタオルなど、表裏のない生地を使う場合は、肌側、下着側の生地を中表に置いた上に透湿防水布の代わりの生地を重ねてください。
返し口を残して縫っていきます。
慣れない方は、上下左右だけでなく、羽の付け根にもカーブがあるので、むつかしく感じられるかもしれませんが、押さえを上げて生地の向きを変えながら少しずつ縫っていけば大丈夫!頑張ってください^^

縫い代に切り込みを入れ、返し口から表に返して縫っていきます

プラスナップがはまりやすいようにするため、羽の上部分のみ(ちょうど写真のハサミの横当たりの部分です)縫い代を5㎜ほど切り取ります。

そのあと、上下左右のカーブの部分と羽の付け根のカーブに、Vかー、どちらでもよいので切り込みを入れていきます。

縫い線まで切り込まないように注意してくださいね。

肌側と下着側の生地の返し口から表に返します。

目打ちを使って形を整えます。

このとき、テープが肌側にあることを確認してください。

端から2~3㎜のところをグルっと一周縫います。

ボタンを付けて完成です!

縫い代なしの型紙を合わせて、羽の中心線の端から1㎝のところに印をつけます。

縫い代アリの型紙のみの場合は、型紙の縫い線とナプキン本体の端を合わせてください。

お好みのスナップボタンを付けます。

種類ごとの付け方は、手作り布ナプキンのスナップボタン。種類と付け方を参考にしてくださいね。

お疲れ様でした!完成です!

羽が別のホルダータイプの作り方

こちらのコーナーでは本体に羽を取り付けるタイプの布ナプキンの作り方をご紹介します。

羽が別タイプは、本体と羽の生地を別にできるため、一体型を取るには少し小さい生地からでも作っていただけます。

今回はわかりやすいように、下着側の生地の本体と羽の色を変えてみました。

型紙を準備します

ミシンの目盛りを見て縫い代1㎝で縫える方は、型紙を1枚印刷し、縫い代アリで型紙を切ってください。

初心者の方や、ミシンに慣れていなくて縫い線があった方が縫いやすい場合は、型紙を2枚用意して、縫い代アリと縫い代なしの型紙を用意してください。

大きいサイズの布ナプキンの型紙は、2枚や3枚に分かれています。

切り取りの際にはのりしろを切らないようにご注意ください。

材料を用意します

裁断していきます

縫い代ありの型紙を使って型を写します

羽はそれぞれの生地に2枚分、写してくださいね。

透湿防水布

透湿防水布を裁断し、本体の上下にノッチを入れます。

透湿防水布のザラザラした面に、縫い代なしの型紙を中央に置き、チャコペンを使って縫い線(紫の線)を記入します

返し口部分は、縫い線まで1.5㎝ほど印を延ばしておくと(オレンジ色の線)縫っている時に見えやすくなります。

羽部分は、両端の線を一番下まで延ばしてください。

肌側の生地

本体の茶色い線で記している、テープ付け位置、羽付け位置、上下の中心にノッチ(2~3㎜の切り込み)を入れます。

23㎝・25㎝は前後の幅が同じになっています。
羽にタグをつけている場合は、前を上にしたとき、左側にタグ付きの羽をつけることになります。
そのため、羽付け位置がわかりやすいように、本体の前側に印を付けておくと、羽をつけるときにわかりやすいです。

下着側の生地

本体の上下(茶色い線)にノッチを入れます。

タグをつける場合

下着側の生地に印をつけて、タグを付けます。

詳しくは布ナプキンのタグをつける方法をご覧ください。

羽部分を作ります

透湿防水布のザラザラした面が一番上になるように布を重ねます。

透湿防水布によって表裏が違うので、透湿防水布の使い方で重ねる順番を確認してくださいね。

緑色の矢印に沿って、羽の周囲を縫います。

一番底の部分は返し口になるので、縫わないでください。

 

羽2枚とも、①→②のように、①縫い代を5㎜ほどカットした後、②カーブに切り込みを入れます。

 

底の部分の、肌側と下着側の生地の間から表に返します。

表に返したら形を整え、周囲を2~3㎜の幅で縫いますが、この時も、底部分は縫いません。

 

羽とテープを付けます

まず、肌側の生地に羽を下着側の生地が表になるようにして羽付け位置に端から5㎜ほどのところに仮止めします。

タグをつけている場合は、タグが付いている羽が左側です。

続いて、テープ付け位置にテープを合わせ、テープをカットします。

テープを端から5㎜ほどのところを縫って仮止めします。

テープの幅が太かったり細かったりで、どこにつけよう?とお困りの場合は、ホルダーのテープはどうしようのテープの付け方コーナーをご覧ください。

 

生地を重ねます

上下のノッチを合わせて生地を重ねます。

重ねる順番は羽を作ったときとおなじですが、心配な場合は透湿防水布の使い方でご確認くださいね。

本体を縫い、縫い代に切り込みを入れます

返し口を残して本体を縫っていきます。

直線が多く、縫いやすいですね。

縫い代のカーブに、Vかー、どちらでもよいので切り込みを入れます。

このとき、縫い線を切り込んでしまわないように注意してくださいね。

返し口から表に返し形を整えます

肌側と下着側の生地の間から表に返します。

テープが肌側に来ていることを確認し、目打ちを使って形を整えていきます。

周囲にステッチをしてボタンを付けたら完成!

端から2~3㎜のところにミシンステッチをします。

縫い代のない型紙を羽に当てて、中心線の端から1㎝のところに目打ちで印をつけます。

目打ちを使った後、チャコペンでも穴の中に印を付けておくと、後で見やすくなります。

縫い代内の型紙のみの方は、縫い線とナプキンの端を合わせてくださいね。

 

ボタンの付け方は種類によって違うため、スナップボタンの種類と付け方をご覧ください。

お疲れ様でした!

完成です!

 

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