このページでは、妊娠中や産後の尿漏れにも対応できるようにした吸収体&透湿防水布入りのひし形ライナーの作り方をご紹介します。
また、生地選の選び方は以下のリンクからどうぞ。
ジュランジェさんのライナーのいくつかは、今回の作り方を基本に、透湿防水布を抜いたり吸収体の数を減らしたりすることで、同じようなものを再現することができます。
作り始める前に
型紙を準備します
- 型紙をダウンロードして、切り取っておきます。
- 型紙は1㎝の縫い代付きになっています。初心者の方で縫い線があった方がやりやすい方は、2枚印刷して1枚を外側の線、もう一枚を内側の線で切っていただくと縫い線が書けるようになります。
- プラスナップ(9㎜使用)
- プラスナップを止めるためのハンディプレス
- タグ(2枚)
- 基本の裁縫道具
手持ちの生地や、可愛いカットクロスのセットを見つけたけど、大きさは足りるかな?布ナプキンの詳しいサイズは?というときは下の記事でご確認いただけます。
透湿防水布はメーカーによって表裏が違っていたりします。
詳しい使い方は、作り方内で紹介していますが、透湿防水布??という方は、以下の記事をご覧ください。
吸収体&透湿防水布入りライナーの作り方
裁断していきます
それぞれの布に型紙を写し、裁断します。
縫い線が必要な方は透湿防水布のザラザラした面に縫い代なしの型紙を真ん中に置いて記入してください。
吸収体は、型紙を羽の付け根に当たる点線線に沿って折り、必要な枚数を切ります。(今回は2枚にしています。)
印をつける
吸収体と肌側の生地の中心にそれぞれノッチを入れるをつけます。
吸収体を縫っていきます
肌面の裏側を上にして置き、吸収体の裏側を上にして重ね、印を合わせてまち針で止めた後、上下を縫い代5㎜ほどで縫います。
タグをつける場合
ショーツ側の生地の表側にタグつけの印をつけ、タグをつけていきます。
詳しくは布ナプキンにタグをつける方法をご覧ください。
本体を縫っていきます
布を重ねる
表生地と裏生地を中表にして、その上に透湿防水布のザラザラした方を上にして重ねるのですが、透湿防水によって表裏が違うため布を重ねる順番が変わってきます。
重ねる順番は下の記事のお使いの透湿防水布のコーナーでご確認ください。
縫っていきます
ハートから下に向かって次の返し口の印までを縫います。
カーブに切り込みを入れる
縫い代のカーブの部分に5mmほど切り込みを入れます。
今回は見えやすいようにV字に切り込みを入れていますが、ただ切り込みを入れるだけでも大丈夫です。
返し口から表に返す。
返し口の表生地と裏生地の間から表に返して形を整えます。
押さえミシンをする
端から2~3mmの部分をグルッと1周縫います。
スナップボタンを付けていきます
スナップの付け位置
ライナーは、型紙を重ねて端から1㎝あたりに取り付けると、だいたい見本の通りの幅になります。
新19㎝バージョンは幅が7.5㎝なので、もう少し狭い方がいい場合は、ボタンの付け位置をもう少し内側にしていただければ調節可能です。
スナップボタンの取り付け方
スナップボタンにも色々な種類があるため、それぞれの付け方や特徴については下記の記事にまとめていますので、目次より、お使いになるスナップボタンのコーナーへお進みください。
完成です
布ナプキンの販売や型紙の著作権について
お問い合わせが増えてきたので、以下の記事にまとめました。
私のしたいことは、どうなんだろう?と、気になる方はご覧くださいね。