ホルダータイプとセットで使うことの多いプレーンタイプ。
布ナプキンの中でも一番シンプルな四角い布ですが、使い方は幅広く、少ない日にはふつうの三つ折りにして、多い日には補助になる布ナプキンを足せば、長時間でも乗り切れるので頼もしい形です。
ホルダーをおりものシート用のひし形にして、古着などを大きめに切った布をプレーンタイプのようにたたんで使えば、生理の後半を使い捨て布ナプキンで過ごせて洗濯いらず。
今回はそんな、生理期間を通して大活躍のプレーンタイプの使い方を紹介していきます。
当サイトではハンカチタイプやわのなぷタイプのプレーンタイプの布ナプキンを作る方法をご紹介しています。
布ナプキンの漏れが気になる方はこちらの記事が参考になります。
プレーンタイプの布ナプキンの使い方
基本の使い方
メーカーによっては、小さいものは2つ折り、夜用は4つ折りのもの(ジュランジェさんはMサイズでも4つ折りです)などもありますが、基本的には1枚のプレーンタイプの布ナプキンを3つ折りにして使うものが多く販売されています。
今でこそ、落下注意!といろんなところで見かけますが、私が布ナプキンを使いだした頃はあまり情報もなく、つわものの「ショーツに乗せるだけで楽々^^」のようなコメントをうのみにして、思いっきりトイレに落とし「楽々ってなんだよ~!!」と半泣きになっていたので、はじめはやっぱりホルダータイプの布ナプキンにセットして使う方が安心して使えます。
3つ折りのやり方
最初の面は、あて布側でも土台側でもどちらでもいいですが、今回は土台側をはじめに使う設定で進めていきます。
両端を折りたたんで、三つ折りにします。
このあとの、たたみ直す説明がわかりやすいように①、②としていますが、左右どちらからでも大丈夫です。
たたみ直し方
パターン1
ひとつめのたたみ直し方は、1番下になっていた、②の面を広げ、
肌面の上に重ねます。
パターン2
肌面を下に向けます
一番下にあった②が一番上になります。
このままだと、一番汚れている最初の肌面がホルダーに当たってしまうので①が下に来るようにします。
真ん中にある①を引き出して
①を一番下に持ってくると完成です。
プレーンを2枚使う方法
一枚を基本のようにセットした上に、もう一枚をロール状に巻いてセットします。
ロール状のプレーンがより肌にフィットするため、伝い漏れを防げるのが一番のメリット。
サニーデイズさんや華布さんなど、いくつかのお店でも紹介されていて、小さめのプレーンをロール状にする方法が多いですね。
市販の使い方では、テープに固定するのは土台となる3つ折りだけのことが多いですが、慣れない間や、夜中のトイレで寝ぼけている時などは特に落としやすいので、ロール状もテープに通しておいた方が安心です。
当サイトのプレーンはあて布がテープ部分にかからないようになっているので、わのなぷ2枚などでもそれほどきつくならないかと思います。
ただ、ホルダーのテープがトーションレースなどゴム系の伸びる素材の場合は、プレーンを2枚差し込むと早くに伸びてしまう可能性があるため、ロール状はテープに通さない方がホルダーを長く使えそうです。
その場合は、ロール状をトイレで落とさないようにご注意くださいね。
ジュランジェさんのプレーン布ナプキンのページでは大きいわのなぷの中に、小さいわのなぷを入れる方法も紹介されています。
パッドタイプを補助に使う方法
三つ折りにしたプレーンの中にパッドを挟んで吸収力を上げて使う方法です。
オーバル型布ナプキンを補助に使う方法
楕円形の小さい布ナプキンを膣口に当てて吸収力を高める方法です。
10㎝~15㎝角くらいのいらない布を畳んで膣口に当てても代用できます。
小さいので、落としてしまったり、作る生地の種類によっては真っ赤に染まってしまうので、その状態のものを触るのに抵抗がある人には向いていませんが、ロール状よりコンパクトなので荷物が少なくなったり、重装備でモコモコになりがちな多い日も比較的、軽めの装備で過ごせるかと思います。
まとめ
少ない日だとたたみ直すことで日中を1枚のナプキンでも過ごせるプレーン。
多い日でも少ない日でも使えて、汚れの落ち具合も見えやすいので、洗うのも楽で清潔に使えますよね。
今回の記事が、幅広くプレーンを使う参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます!