ホルダータイプの布ナプキンで、プレーンやパッドが落ちないようにするために使うテープ。
当サイトでも100均素材やアップサイクル素材で作った布ナプキン、ホルダータイプの布ナプキンの作り方などで、様々なテープを使ってきました。
この記事では、すごーく小さな脇役ですが、色々な種類があるテープにスポットを当ててみます。
ハンドメイド初心者さんの方は特に、いざ材料を揃えようと探しだしたときに、テープって色々種類があるね・・・と悩まれるかもしれませんよね。
そんなときにこの記事が、お好みのテープを見つけられる参考になれば嬉しいです。
テープの種類や幅と向き不向き
プレーンタイプを押さえるためのテープには、リネンテープやトーションレースなどを使います。
テープの幅
型紙のテープ付け位置の幅は1㎝になっています。
市販のテープの幅もいろいろありますが、1㎝前後のものをお使いいただくと作りやすいかと思います。
リネンテープなど、糸がしっかり詰まっているものは、1.5㎝くらいの太さになってくると、経血で濡れた感じが伝わってきて不快に感じることもあるため、しっかりしたテープを使う場合は1㎝程度までにしておいた方が使いやすいです。
レースは1.5㎝でも大丈夫です。
向いているテープ
写真1番上から
・山道テープ
山道テープは1㎝幅でも、テープのない部分もあり、経血が付いても少しで済むのでベタつくことなく使えます。
写真のテープそのものの巾は7㎜です。
写真のものとは違いますがMY mamaさんの山道テープの2番目に太いものと同じ幅になります。5.4mで286円
一番太いタイプも購入済みですが、まだ使っていないので、使ったらレポしますね。
・リネンテープ
写真のような1㎝幅のリネンテープはタグ代わり使えて使いやすいですが、素材のせいか1mが217円とこの3種類の中では割高です。
・トーションレース
100均で売っているものでも十分使えますが、写真のものはMY mamaさんのトーションレースで約9mで295円です。
・ストレッチトーションレース
布ナプキン材料の専門店、和みの風さんで売っているトーションレースは、さすがの専門店だけあって、ピタッとプレーンを押さえることができて快適です。
ストレッチなので、分厚いタオルをプレーンとして使ったり、長期間の使用後に伸びてしまうのではないかな・・・という部分は気になります。
私も数点作っていますが、10回ほど普通のプレーンで使用した限りでは、まだまだ使えそうです。
向いていないテープ
綾テープは柔らかいものやかたいものなど素材も様々です。
カバンの持ち手に使うような固いものは、肌触りが悪いのでやめておいた方がいいですね。
また、幅の太いリネンテープや綾テープのやわらかいものでは、経血が多く付いてしまったときに濡れている感じが伝わってきて、不快に感じることもあるのであまりおすすめできません。
汚れたときにはゴシゴシ洗うこともあるので、薄いレースも向いていないと思います。
100均のレース
100均のレースにもいろいろ種類があるのですが、参考までに、使いやすいものとそうでないものの写真を載せておきます。
こちらのタイプはテープの中に穴が開いていて、押さえられる幅が1㎝かそれ以上はあるので、ホルダータイプに使いやすいです。
次の写真のタイプは、半円部分は飾りで、押さえる部分はその元にある細いところになります。
これだと少し細すぎるので、同じようなレースでも、上の写真のようなものがおすすめです。
テープの付け方
テープ付け位置にテープを合わせます。
通常はテープの長さと本体の幅は合わせます。
写真は1.5㎝幅のレースです。
型紙のテープ幅の中(紫と水色の線の間)に納まるようにセットしてください。
本体端からの距離をおなじにしたい場合は、テープ付け位置の外側(水色)か内側(紫)、どちらかに統一してテープを合わせると、すっきりと仕上がります。
できるだけ経血が付きにくいようにしたいので、テープの端をホルダーの羽の方のテープ付け位置(紫の線)に合わせて、テープが外側(水色)の線の方へはみ出すようにセットしてください。
こうすることで、テープ付け位置からはみ出す部分はホルダーの外側になります。
レースや山道テープを使う時の注意点
洗濯をする時
レースや山道テープは洗濯時にクルクルとねじれてくるので、干すときにねじれを整えてから干すと、きれいなまま使えます。
急いでいてパパっと干して、多少ねじれていても使う分には特に支障はないので大丈夫です。
夜用
夜用はうしろの幅が広いので、1㎝の山道テープで2重のプレーンを使ったらすり抜けて落としてしまったことがありました。
私は普段、タオルで作った布ナプキンを2枚使っているのでぎゅうぎゅうですが、薄手のものをお使いの場合は、落とさないようにご注意ください。
テープの太さというよりは、ホルダーの幅とプレーンの幅の相性のような気がするので、まだ太さを変えては試せていませんが、また機会があれば試してみたいと思います。
まとめ
一言でテープと言っても、様々なものがありますね。
どれでも使えると言えば使えるのですが、初めての方は特に、どれがいいんだろう・・・と悩んでしまうところかもしれません。
小さなことですが、お気に入りの布ナプキンを作る参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!