布ナプキンでなくても起こる、生理の失敗。
特に、まだ布ナプキンを使ったことのない方は、はじめてみたいけど失敗したらどうしよう・・・という、不安もあると思います。
紙ナプキンでもシーツが汚れることがあるように、布ナプキンでも失敗してしまうことは確かにあります。
ただ、気を付けていれば防げることも多いので、失敗とともに、対策もご紹介していきます。
「失敗」の話なので、リアルな血の話も出てきますが、ご了承ください。
使用済み布ナプキンを友人宅に忘れてきてしまった
布ナプキン歴も10年を越えたあるとき、友人宅へ遊びに行くことになりました。
その日は生理4日目くらい。
生理痛も通り過ぎている頃で、余裕をもってまったりしていました。
そして帰ってきたその夜。
あ!失敗した~!布ナプポーチを忘れてる!
と、気付いたころに、「忘れ物してたよー。中見ちゃった。」というLINEが。
中を見たと!!
幸い、使っていたのは一体型。
経血量も多くない頃だったので、見られてもさほどのダメージはありませんでした。
でも、これが生理二日目のプレーンタイプを使っている頃だったとしたら!
私はだいたい、透明のジップロックに使用済みを入れて、ポーチに直していました。
つまり、透明がゆえにそれをガッツリ見られてしまうわけです・・・
たとえ女友達といえども、それはちょっと避けたいですよね。
そのため、使用済みナプキンを入れる袋は、ポーチをチラッと開けても、使用済みのものが直接見えない、不透明なタイプのものをおすすめします。
使用前の布ナプキンがポーチに入っていれば、「あ、ナプキンポーチね」と思ってくれるはず。
そのため、わざわざ使用済みが入っていると思われる袋を見られることはほぼなく、お互いのダメージは少なくて済みます。
紙ナプキンでも、忘れてきてしまう失敗はあるかと思います。
ただ、布ナプキンは形によってはリアルに見えてしまうので、注意したいところです。
オーガニック&薄手の生地で足を伝うほど漏れた
起床後の出血が多くて、どれがいいだろうといろいろな布ナプキンの素材を試していたころ。
薄手のオーガニック生地で作ったプレーンタイプを2枚、夜用に使った日がありました。
起きてすぐ、トイレへ行けばよかったのですが、どのくらい持つか試してみたかったこともあり、先に歯を磨いていました。
「あ、多めに出たな。」
と思ったそのあと、太ももを生暖かいものが伝っていく感覚が・・・
これはまずい!と、慌ててトイレへ駆け込み、汚れを拭き、ナプキンを交換しました。
どれだけたくさん血が出るんだ!とそのあと洗面台へ布ナプキンを洗いに。
しかし、布ナプキンの中はほとんど汚れていませんでした。
どうやら、吸い込みが追い付かなかったために、横へ漏れていたようです。
これは、量ももちろんありますが、素材の問題が大きいです。
薄手で、吸い込みの悪い新しいオーガニック生地を使ったことで、大惨事になってしまいました。
多い日は厚手の素材を使う。
オーガニック系の生地は、煮洗いしたり、なじむまでは多い日に使わないなど、対策を練ると防ぐことができます。
そんな失敗も乗り越えた今、私は、朝起きたときの量が多いので、夜はイオンのタオルで作った布ナプキンを使っています。
定番のシーツを汚した失敗
夜の失敗と言えば、これです。
私は子どもを二人産んでいます。
1人目の時は特に感じなかったのですが、2人目を産んだ後に再開した生理は、なぜか量がとても増えていました。
それまで大丈夫だった一体型の夜用で、毎回シーツが汚れるようになってしまったのです。
これは何とかしなければ・・・
と、いろいろと試した結果、プレーンタイプの布ナプキンを1枚は3つ折り、もう一枚をロール状にして挟むように使うことで、漏れをブロックすることができました。
素材は、先ほどの漏れのところでも書きましたが、タオルです。
トイレで座るときに下着や服を汚してしまった
経血には個人差があるので、当てはまらない方もいるかもしれませんが、2日目ごろの経血に、粘りがあることはありませんか?
私は、だいたい初日はサラサラのことが多いのですが、1日目の夜あたりから2日目は、だんだんと経血に粘りが出てきます。
その頃によくある失敗が、下着を下ろして便器に腰掛けようとしたときに、体からナプキンに続く経血が糸を引いて、下着や服、便座カバーを汚してしまうことです。
これは、紙ナプキンだと吸収が早いから起こらないのか、紙ナプキンでも起こることなのかはちょっとわかりません。
ただ、布ナプキンでは量が多くて粘りのある経血の場合だと、漏れるほどではないけれど、一時的に吸い込みが追い付かないことはあり得ます。
得に、この失敗を一番しやすい2日目の朝イチのトイレ。
私の場合はだいたい、目が覚めてからしばらく横になっているので、その間に出てきたものが、立ち上がったときに一斉に出てくるのでしょう。
また、この失敗は朝だけでなく、粘り気のある経血の日はには起こることがあります。
そのため、トイレへ行ったらまず、下着を下ろして、布ナプキンをチェックしましょう。
その時、経血がつながっていればその糸をティッシュで切ってから腰掛けると、汚さずにすみます。
と、いうことはわかっているのですが、朝はぼんやりしていて、「あ!やってしまった・・・」という失敗が、いまだにあります・・・
トイレの床にナプキンを落とした
布ナプキンの形にもよりますが、漏れ予防の補助として使う布ナプキンは、固定しにくいものもあります。
例えば、小さめのプレーンタイプを丸めて使う方法。
ホルダータイプに固定できるサイズならよいのですが、それよりも小さい場合。
もしくは、一体型にプラスする場合などでは、下着を下ろしたと同時に落としてしまうことも少なくありません。
また、布リフで作り方を紹介している、オーバル型の布ナプキンも、固定できないため落としてしまうことがあります。
トイレの床に落とすならまだしも、便器の中に落としてしまう大失敗は絶対に避けたいですよね。
そのため、まず、便器から少し離れたところでまっすぐ下着を下ろして、補助の布ナプキンを片付けてから、次の動作に移ることをおすすめします。
布ナプキンの失敗談のまとめ
いくつかありましたが、布ナプキンの失敗談。
いかがだったでしょうか。
もう忘れてしまった失敗もあるかもしれませんが、また思い出せば追加していきます。
この記事が、失敗を防ぐお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。