15年以上使って思う布ナプキンの2つの効果

はじめての布ナプキン
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荷物が増えたり、洗濯が増えたりと、紙ナプキンよりも手間のかかる布ナプキンを使うからには、どのくらいの効果があるのか。

まだ、使ったことのない方は、きっと知りたいところですよね。

このサイトは、個人が運営しているものなので、本当に個人的に感じたことになりますが、15年以上布ナプキンを使っている、私が感じた効果をお伝えしていきます。

私が感じた大きな効果は2つ。

ネット上では他にもいろいろと、効果について見ることもありますが、それについては、後半で触れていきたいと思います。

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1つ目の布ナプキンの効果はゴミのにおいから解放された

私がトイレのエチケットボックスとお別れして、もう15年以上はすぎます。

なので、今の紙ナプキンは進化していて、もしかしたら、においはあまり感じないかもしれません。

そのため、今現在、メリットとして挙げてもいいのか少し悩みましたが、やはりこれは大きかったです。

常々、あのエチケットボックスからのにおいがイヤだなと思っていたので、そこから解放されたことは、とっても大きな効果でした。

私は、今の夫と同棲し出してから布ナプキンに変えました。

トイレなどを常に共有している中でのあのにおいは、しかたがないとはいえ、とても気になっていたので、においの元がなくなったことで、晴れ晴れとした生理期間を過ごすことができています。

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2つ目の効果は生理に対する新しい視点がうまれる

布ナプキンを使い始めた頃、私はとても生理が不順で、生理=気が重いことでした。

はじめは、紙ナプキンとのとの併用からのスタート。

少しずつ布ナプキンに慣れていく中で、今回の生理は休みの日に2日目が当たるな、よし!多い日に布ナプキンを試してみようか?

と、考えられるようになり、不規則な生理も、それなりに楽しめるようになっていった気持ちの変化は、大きな効果でした。

妊活への効果

結婚したのは、フル布ナプキンになっていた32歳の誕生日翌日。

そこから、出産したのは36歳まであと4ヵ月の冬でした。

私は生理が不順で、結婚する前には、産婦人科に通って漢方を飲んでみたり、エコーで卵がいっぱいあるね、と言われて検査をして、はっきり不妊とは言われませんでしたが、妊娠希望なら治療する?というような話になり、その時はまだ結婚していなかったので、断ったことがありました。

ただ、いざ結婚して妊娠が視野に入ってきたときには、できるのなら流れに任せようという気持ちで、特に治療はせずに、過ごしていました。

子育てに対して、「こんな私が子供を育てる自信なんて1mmもない」とも思っていた私は、いざ、環境が整っても、できてほしいような、できたら怖いような。

そんな気持ちで日々を過ごしていました。

それでも、リセットすると、やっぱり少しがっかりしている自分もいた頃、布ナプキンを作ることで、妊娠だけでない生理に対する新しい気持ちが生まれていました。

表の生地をどの柄にしよう?

ホルダーのテープはこれでいいかな?

もしも赤ちゃんができたら・・・とうっすら頭の端で泳がせながら、ミシンを使ったり、手縫いでプレーンタイプの縁取りをしてできた布ナプキン。

生理がきても、よし!あの布ナプキンを使えるわ。

という楽しみもでき、生理がきても、来なくても、どっちに転んでもそれなりに楽しみという風に思えるようになったころ、妊娠しました。

恋人も赤ちゃんも、ほしいほしいと思っていてもなかなかできなくて、もういいかな、と思った頃にふっとできた。

そんな話を、ときどき聞きます。

でも、そんな簡単に、もういいかな、と手放せないこともありますよね。

妊娠に関しては、本当にひとりひとりの体や心の違いがとても大きいので、これが正解と出せることはありません。

でも、私に関していえば、手作りの布ナプキンで気が緩んだという部分では、妊活に対する間接的な効果はあったんじゃないかな、と思っています。

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布ナプキンは生理が軽くなる

私は、段階的に布ナプキンへと移行していったので、よく見かけるような劇的な変化は、感じませんでした。

15年以上使って思うのは、布ナプキンでも生理痛はあるし、量が増えた時期もあったよ。

と、いうことです。

出産を2回経験して、もうすぐ更年期というところまでくれば、いろんな時期も通り過ぎています。

ずっと紙ナプキンを使っていたらどうなっていたかは確かめようがないので、いつだって、私にとってはこれが普通で、これでよし。

そう、思って過ごしています。

経血コントロールができるようになる

これは、いまのところ、私にはあてはまりません。

この経血コントロールができるようになるという話は、布ナプキンを使い始めて数年たったころ、新しい布ナプキンを作りたいな、と、いろいろ調べている中で見かけました。

たまたま見かけた記事が、できて当たり前のような強い言い方だったせいか、

ナプキンひとつでそんなに筋力が上がるわけないだろう・・・と、正直思いました。

でも、気になるので、どうやって??と調べてみました。

その結果、日中ずっと、骨盤底筋を閉めておくということは、私にとってはとてもハードルが高く、いまのところできる気がしないし、そこまでやる気も起きないというところへたどり着きました。

もしかしたら、経血コントロールができるかもしれないと思ったできごと

最近、近所の寺ヨガに参加してちゃんとした立ち方を教えてもらう機会がありました。

教えられたとおりに立つと、おしりの穴がキュッと閉まるような感覚があったんです。

その後、たまたま丹田歩行のやり方という動画が、おすすめに出てきたので、少し試してみました。

するとやっぱり、お尻が閉まる感じがあるんですね。

そこで思ったことは、「骨盤底筋の話って、その部分だけの筋肉の話じゃないんじゃないかな?」ということです。

もちろん、骨盤底筋群だけを鍛えようと毎日続けていれば、それなりに効果はあるのかもしれません。

(私はいつも続かないのですが・・・)

ずっとずっと、そんなのごくごく一部の人の話だろうと思っていました。

でも、スポーツをしていた経験があったり、全体的な体の使い方が整っている方なら、ちょっと練習すればできるようになるということもあるんだろうな、と想像できるようになりました。

そして、運動経験ゼロの私のような人でも、骨盤底筋だけでなく、もっと全体からアプローチできれば、できるようになるようになるかもしれないとも思えるようになりました。

まぁ、思えるようになっただけで、現実化は遠そうですが・・・

冷えが改善される

私は、冷え性です。

2人目を産んだ後、1ヵ月検診で助産師さんと母乳のことについて、乳をもまれながら話をしていた時。

私の母乳が助産師さんにかかってしまいました。

「あれ?母乳が冷たいよ。冷えてるんじゃない?」

そうなのかな?

でも、産後だし、あまり気にしていませんでした。

その3ヵ月後くらいに、ひどい頭痛で、副鼻腔炎かと思い耳鼻科を受診したところ、上咽頭炎じゃないかという話になりました。

その時も先生から「自分、冷えてないか?」と、言われました。

数日ほど出された漢方を飲んでみたら、手足がポカポカして、本当に冷えていたんだなと実感しました。

その後、布ナプキンはずっと使っていますが、あまり変化は感じられません。

ただ、私はずっと、ライナーもつけていて、下着そのままで履くことはないのですが、なにもないと、スースーするような気がして、落ち着かない。

ということはあります。

買い置き不要?1サイクル分は置いておいた方がよい

布ナプキン板についたころから、うちには紙ナプキンがない時期が長くありました。

収納も圧迫しないし、らくちんでしたが、大きな台風で、マンションが停電してしまいました。

ちょうどその日は生理の初日。

もちろん、当てているのは布ナプキンです。

結局、3日間停電していましたが、引き込み線という小さい線の停電だったため、近所のスーパーなどは開いていました。

そのため、大きな混乱もなく、紙ナプキンを普通に購入することができました。

ただ、全体が停電してしまったら、どうなっていたんだろうと思います。

それからは、1サイクルは対応できるように、紙ナプキンはちゃんと置いてあります。

まとめ

布ナプキンの効果については、いろいろなことが語られていますが、長く使っていると、そうかな?と思うことも正直あります。

でも、布ナプキンは、かわいい柄を選んで使う楽しさや、新しいことにチャレンジするワクワク感など、あまり喜んで!という感じにはなりずらい生理に対する気持ちが、大きく変わるきっかけにはとてもいいと思います。

布ナプキンを使うことで、少しでも、生理を楽しめるきっかけになりますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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