布ナプキンを作ってみたいな。でも、ハンドメイドは初めて。
布ナプキンを作るためにはどんな道具が必要なの?という方のために、基本の道具をご紹介します。
布ナプキン本体の材料は、それぞれの作り方ページに載っているので、そちらを参考にしてくださいね。
布ナプキンを作るのに必要な裁縫道具8種類+(4)
今回はミシンも含めた基本の裁縫道具8種類と、あったら便利という道具4つを()の中に紹介していきます。
手縫いの方はミシンはなしで大丈夫ですが、夜用一体型など厚みのあるものを作る場合は手縫いは少し厳しいかと思います。
- まち針&クリップ+(ピンクッション)
- 定規+(アイロン定規)
- 裁ちばさみ+(糸切りバサミ)
- 目打ち+(リッパー)
- チャコペン
- ウェイト・文鎮
- 針と糸
- ミシン
1.まち針&クリップ+(1.ピンクッション)
透湿防水布は穴が開くと水分が通ってしまうので、まち針を使わないように注意書きがあるものもあるため、透湿防水布を使うナプキンを作る場合は、クリップが必要になってきます。
ただ、まち針を打つ場所を縫い線の外側(ぬいしろの範囲内)にすれば本体には穴は開かないのでまち針でも大丈夫では?と、個人的には思っています。
布ナプキンの本体にタグをつけたり、一体型の吸収体を止めるときなど、まち針でしか止められない場合もあるので、まち針の方が用途が広いですが、まち針は生地をすくって止めるので、伸びる生地だと生地を引っ張ってゆがみがちです。
初心者の方やニット生地を使われる方はクリップの方が断然使いやすいと思います。(透湿防水布も伸縮性があります)
ピンクッション
まち針を使う場合、刺しておくピンクッションは、ゴムが付いていて手首に付けられるものが断然オススメです!作業がうんとスムーズに進みます。
ダイソーでも見かけたことがあるので、まだの方は是非試してみてください。
2.定規+(2.アイロン定規)
短いものもあればいいなと思うこともありますが、大は小を兼ねるで、私は50㎝のものを使っています。
長さは50㎝でいいのですが、今使っているものは以前使っていたクローバーの定規を子どもに破壊され、近所の手芸屋さんで急ぎで買ったもの。
買いに行ったときに、端の緑のところがない・・・と思ったのですが、どうしてもその日に必要でやむなく購入。それからずいぶん経ちますが、今でもやっぱりあの端の1.5㎝の緑の部分があるといいなと思うことがあります。
生地の色によっては赤い線だと見えずらく、緑の方が見やすいこともあったりと、ちょっとしたところなのですが、さすがクローバーさんです。
アイロン定規
布ナプキンを作る時にはアイロン定規として使う機会はありませんが、縫い代ありの型紙の中心に縫い代なしの型紙を置くときに、端から1㎝を数か所で測って真ん中を決めるのに使っています。
アイロン定規としては、布マスクや巾着や服などを作る時に便利です。
3.裁ちばさみ+(3.糸切りバサミ)
いつどこで買ったのか覚えていないくらい前に買った裁ちばさみです。
こんなに長く使うとは思っていなかったので、それほどいいものを買ったわけではないはずなのですが、今でもしっかり切れています。
(私の使っているものは見当たらなかったのでよさそうなものを)
糸切りバサミ
これは基本に入れてもいいかもしれませんが、裁ちばさみで代用できるのであったら便利の方に入れています。
ただ、糸切りバサミの方が生地の際で糸を切れるので、あるといいと思います。
糸切り ばさみ にぎりはさみ(握り鋏) 《 ハンドメイド 手芸 手作り バサミ はさみ 鋏 手芸 はさみ ハサミ 》
(こちらも私のは古くて見当たらなかったので良さそうなものを・・・)
番外編のロータリーカッター
ハンドメイドが初めての方や、ニット生地など伸びてゆがみやすい生地を扱う場合などは、裁ちばさみよりもロータリーカッターの方が使いやすいかもしれません。
初心者さんにおススメ!というのを何かで見て、私もはじめの頃は使っていました。
直線などはとても切りやすかったのですが、細かいところがやりにくいなぁという理由でだんだん使わなくなりメルカリでお嫁に出してしまいました。
今回、久しぶりにロータリーカッターのことを調べてみたら、小回りの利く28㎜サイズもあることを知って、買ってみようかなと考え中です。
布ナプキンや布マスクなどのサイズのものだと、たぶん28㎜の方が使いやすいと思います。
4.目打ち+(4.リッパー)
目打ち(上の白い持ち手)は、中表に合わせて縫い合わせたものをひっくり返したときに出てきにくい部分を引き出したり、タグをつけるときの目印に穴を開けたり、スナップボタンを付ける時の印をつけたりする時などに使います。
リッパー
リッパーは、例えば布ナプキンの生地を重ねて縫った後、表に返そうとして、ハッ!ショーツ側の生地の上下が反対だった!!って気づいた時に泣く泣くほどく・・・などの時に便利です。
あまり使いたくないアイテムではありますが、糸切りバサミよりもサクサク作業が進むので、あると便利です。
5.チャコペン
鉛筆タイプはお手ごろ価格ですが、しっかり書かないと色が出ないこともあり、柔らかい生地や伸びる生地に使うとゆがんでしまうことがあるので力を入れなくてもスルスルと書けるペンタイプがおすすめです。
ペンタイプのチャコエースは3色ありピンクと紫は水でも消せて、自然にも消えるタイプです。
ピンクは半日~7日、紫は2日~14日で自然に消えます。
水色は自然には消えず、水でのみ消せるタイプです。
紫でもペンの使い終わりごろのちょっと薄い線になると、透湿防水布に書いた線が、翌日には半分くらい消えていることもありました。(生地の素材のせいかもしれませんが・・・)
また、記事内の写真は太芯と細芯のツインチャコペンですが、細い方はあまり使わないので、売っているのを見かけたときは、下のような太芯タイプを買うことが多いです。
チャコエース1 青 水で消える。 自然には消えません。 太芯タイプ チャコペンWB-1
チャコエース1 紫 自然に消える2〜14日間 水でも消える 太芯タイプ チャコペンAB-1
6.ウェイト・文鎮
写真が今、使っているウエイトです。
もともとは、下の写真のような丸い形のものが欲しかったのですが、検索でうまく見つけられず、手芸屋さんでも見つけられず、やむなく買ったこの形。
壊れる要素もなく、長くお世話になっています。
パターン用文鎮丸型文鎮380g重ねられる文鎮サイズ 直径60mm ウエイト
丸タイプは丸タイプで、今持っているものよりもう少し幅を取るのかな?それだとどっちもどっちかもしれないですが、今使っているものは、もう少し小さかったらなぁと思うこともあるので、いつかは楽天で見かけてひとめぼれしたこの丸タイプを買いたいです。
7.針と糸
普通の布ナプキンを作る時には使わないのですが、パットやプレーンを作る時には針と糸を使います。
針はたぶん、手芸屋さんで買ったもので、糸はダルマの細口です。
プレーンやパットはサイズごとに色分けしています。
夜用など糸を多く使いそうなものは100m巻きを買いましたが、色がたくさんあるとちょっとした子供のボタン付けなどにも使えるので、30m巻きが24色入っているものも買っています。
【横田】ダルマ綿手ぬい糸30番手 細口 30m巻24色 全色セット◆◆【C1-2】U-OK
8.ミシン
4~5年使っている、JUKIさんのミシンです。
以前のミシンとの比較
今のミシンのいいところは2点です。
・厚地が快調に縫える
前に使っていたミシンは、今のミシンの画面あたりに縫い方を選ぶクルクル回すダイヤルが付いていたタイプで、頂き物だったので値段などはわからないのですが、おそらく2万円前後ぐらいの、今使っているミシンよりは初心者向けのものでした。
あまり厚地には向いておらず、子どもにキルティング生地でリュックを作った時や、タオルの耳を切らずに雑巾を縫ったときなどはかなり苦戦しました。
あとはなぜか下糸がよく絡まっていました。これは、ソーイングは好きではないけど、一応ミシンは持っている。という友達も言っていたので、まだ本気じゃないし、このくらいで・・・という感じで買ったミシンにはあるあるなことなのかもしれません。
以前の機種を使っていたときに、これはきっと糸調子を整えたらきっともっときれいな縫い目になるんだろうなぁと思うことが何度もありましたが、いくら本を見ても、ダイヤルで調節して試し縫いしても、なにかしっくりこず、結局どうすればよくなるかわからないままミシンが壊れ、今は自動糸調子で快調です。
そのおかげで糸調子に関しては今もまだ、まったくの初心者レベルな私ですが、今のミシンは余裕でカバーしてくれるので、慣れない人こそ、機能が付いているのなら機械に頼ってしまったほうが、よりソーイングを楽しめると思います。
その次によかったことは、やはり厚地が縫えることです。
(新しいミシンに変えて、初めに作ったのは帆布のリュックでした)
ライナーやホルダーを作る分には初心者向けのミシンでも全然大丈夫ですが、ゆくゆくは厚手の一体型を作りたい。帆布のリュックを作りたいなど、少しでももっと先へ・・・という目標というか夢がある場合は、思い切ってもう少し上位機種の厚地が縫えるとか、パワーが強いなどのものを購入されることをお勧めします。
また、マスク生活が日常になった去年から、子どもの布マスクを作る→ハンドメイドに目覚める→カバンなどを作る→もっといいミシンがほしい!と、なっている友達が数人いるので、ちょっといいミシン。やっぱりいいと思います。
3万円代~7万円台のミシン
使ったことがないものなので、使い心地などはわからないのですが、自動糸調子付きで7枚送り歯、レビューを記載で5年保証が付いている、3万円台から5万円台のミシンです。
価格は2021年2月調べ
ジャノメ
34870円。フットコントローラーは2035円(黒)3050円(黒)で別売りです。
ポイント10倍!★純正ワイドテーブル付!ジャノメ コンピューターミシン 「JP310」【5年保証】ミシン 本体 初心者 簡単【楽ギフ_のし宛書】
スタート時にうっかり押さえを下し忘れていても音で知らせてくれて、ミシンは動かない押さえ上げ探知機能がついているので、糸調子や糸絡みのトラブルを防いでくれます。
価格は43450円。フットコントローラーは上のミシンと同じで別売りです。
【さらに6段階押え圧+自動糸切機能付】ジャノメ コンピューターミシン 「NP860」「ME830」【5年保証】ミシン 本体 初心者
JUKI
ここで紹介しているJUKIさんのミシンはどれも、押さえを上げていると縫えないようになっています。
HZL-G110M-Bは、55000円でハードカバー、フットコントローラーと防振マットがついています。
2020年に新発売になった、アンティークブラックミシン。これはめちゃくちゃかわいいと思うのは私だけではないはず・・・
私がミシンを探していたときに発売されていたら、たぶんこれを買っていたと思います。
自動糸止め縫い機能がいいなぁと思います。フットコントローラーは別売り。
49800円です。
ポイント10倍!【2020年新発売!!】アンティークブラックミシン JUKI コンピューターミシン「HZL-J1000B」自動糸調子【5年保証】【楽ギフ_のし宛書】
私が今使っているミシン
防振マットとワイドテーブルはついていましたが、私が買ったときにはついていなかったフットコントローラーもついています!Amazonと同じ価格なので、こちらの方がかなりお得ですね。
まだまだ使えていない機能もありますが、たくさん使っても元気に活躍してくれています
まとめ
今回、改めて自分の身の回りの裁縫道具を見回してみたことで、欲しいものがたくさん出てきましたが(笑)
少しずつ素敵な道具を揃えていく楽しみを私も味わっていきたいと思います。
今回の記事が、これから、ハンドメイドを楽しみたい方のお役に立てれば嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました!!