お試しの布ライナーから始まり、少しずつ布ナプキンを使う場面が増えていき、全部が布ナプキンに変わった頃にはたくさんのかわいい布ナプキンが揃っていると思います。
ただ、たたんでしまうと同じように見える布ナプキン。
同じ生地でサイズ違いを作ってしまったりすると、パッと見てサイズがわかりにくくなってしまいます。
サイズごとに色や柄を統一すれば問題は解決!
でも、生理期間の全部を布ナプキンにできるかは、使い始めたときにはわからないですよね。
それに、布ナプキンを作る素材は、古着だったり100均だったり、50㎝単位で購入したお気に入りの生地だったりと、さまざまです。
今回は、同じ生地でサイズ違いだったり、同じサイズでいろんな柄になっても大丈夫なように、作る時にひと手間かけて、布ナプキンを見分けやすくるるヒントをご紹介していきます。
あとからできる見分ける方法もご紹介するので、作ってしまった後や購入したものでも大丈夫です!
色柄ミックスの布ナプキンの見分け方
まずはじめに、いろいろな種類の布ナプキンが写っている下の写真。
パッと見て何種類くらいに分かれているかわかりますか?
正解は9種類です
内訳は次の通り。
- 36㎝ ホルダー 1枚
- 36㎝ プレーン 1枚
- 36㎝ 3D・立体型 1枚
- 27㎝ ホルダー 1枚
- 27㎝ プレーン 1枚
- 27㎝ 一体型 1枚
- 25㎝ ホルダー 2枚
- 25㎝ プレーン 1枚
- 19㎝ ライナー 2枚
パッと見てはなかなかわからないですよね。
それでは、どのように見分けるようになっているか、詳しく見ていきましょう。
見分けるために色を揃えた目印をつける
今回ご紹介する方法は、見分けるために、タグやプレーンの糸を揃えるやり方です。
同じサイズでホルダーと一体型を作ることもあるかもしれません。
厚みが違うので、目印を同じ色にしてもわかるとは思うのですが、今回は同サイズでも一体型とホルダーを別の色にしました。
また、ホルダーとプレーンはセットで使うので、ここの色はバシッと揃えておきたいところです。
色は、お好みで選んでくださいね。
今回の布ナプキンのサイズと種類ごとのテーマカラー
25㎝=紫
27㎝=ホルダー&プレーン=緑
27㎝=一体型=青系
36㎝=ホルダー&プレーン=オレンジ
36㎝=3D・立体型=黄色
サイズごとの詳細
タグは、見本として、羽部分と本体中央の2枚使っていますが、見分けるためだけなら、どちらか一方で十分だと思います。
もちろん、かわいさ重視で2枚使いもアリですね^^
私の場合ですが、ひし形ライナーは16㎝、19㎝問わずナチュラル系のタグを使っています。
また、当サイトのライナーの作り方には、テープ付き、テープなし、防水布アリ、と3種類があります。
このように、ライナーの種類が分かれるようであれば、下のように、タグの種類も変えた方がわかりやすくなります。
19㎝・23㎝ ひし形ホルダー=茶色
19㎝ 吸収体入り=リネン
27㎝は2種類あります。
上の緑のタグがホルダー
下の水色のタグが一体型です。
上のオレンジのタグがホルダー
下のグレー地に黄色のタグが3D・立体型です。
こちらもナチュラル系のタグです
25㎝は一番左に100均のボタンを付けています。透明っぽいので見にくいですが、色は紫。
真ん中のプレーンの糸も、一番右のタグの色も、紫になっています。
写真下側が27㎝
一番左が、ホルダーで緑のタグ
見えにくいですが、真ん中のプレーンの糸は緑
一番右の一体型は紺地に水色が入ったタグです。
一番左がホルダーでオレンジ
真ん中のプレーンの糸もオレンジ
一番右の3D・立体型はグレー地に黄色の模様です。
見分けるために、作る時にちょっとひと手間
布ナプキン本体がおしゃれに仕上がるタグ
1番おしゃれで使いやすいのはやっぱりタグです。
私はよくBeads happybooさんで購入しています。
そのなかでもこちらのタイプは、色が15色あるので色分け目当てで使うのにはとても使いやすいタグです。
ハンドメイドタグ 四角 シンプルタグ Cuddly&英語テキスト【全15色】
このタグ単体で使う場合は大丈夫ですが、ビスタグ(羽部分につける地位sなタグ)とセットで使う時は、ビスタグに同じ色がないこともあります。
2枚使いをしたい時は、セットで使える色があるかを確認してから決めることをおすすめします。
羽に付けるビスタグはビスタグのカテゴリーから探すことが多いですが、欲しい色が売り切れていることもあります。
そういうときは下のタグを半分に折って、使ったりもします。(今回の25㎝にも使っています)
お手軽な100均素材を本体に
100均素材を使っても見分けるための目印をつけられます。
100均材料だけでうまく作れた布ナプキンでは、リボンやホルダーで使っているテープをビスタグに使っています。
4~5㎝程に切ったリボンやテープの両端を折って縫いつければ、本体部分にもお揃いで使えるので、わかりやすいですね。
また、写真ではレースになっていますが、ホルダーに使うリネンテープも折って使うことができます。
プレーンにはカラフルな糸
手縫いで作るわのなぷのプレーンを作る時の糸はダルマの綿手縫い糸 細口24色を使っています。
ミシンで作るハンカチタイプや4重わのなぷの場合は、各サイズの色のミシン糸で、周囲にジグザグミシンをかけています。
あまりひんぱんにミシンを使わない方は、プレーンのためだけにミシン糸を揃えるのももったいないので、手縫い糸でブランケットステッチにするのもいいと思います。
また、手縫いは面倒・・・という方は、この後の[もう出来上がっているものに印をつけるには]のプレーンコーナーでご紹介している、お名前テープなどのテープやリボンで印をつける方法もあるので、ご覧ください。
もう出来上がってしまっているものに印をつけるには
ビスネームは後からつけるのはむつかしいので、基本的に本体に手を加えることになります。
ライナーや、ホルダー、一体型
1つ目の方法は、ボタンやリボンを縫いつける方法です。
100均で売っているボタン
他には、ひとつ前に紹介した100均のテープ状?のリボンの両端を折って縫いつけるのもいいですね。
カラーレースモチーフを裁縫上手という手芸用ボンドで貼り付けました。
使ったのは下の商品のバージョン違いです。
モチーフがつながったものもありますが、切り取っても同じように使えます。
ケミカルカラーレース モチーフ ハートフラワー 5弁花 直径約25mm(全6色)*
裁縫上手は17ℊのものを使っています。
娘の上履きにレースと花モチーフをつけるのにも使いました。
布ナプキンではきれいについたままですが、上履きは時々端がめくれてくるので、その時はまた裁縫上手を塗ってしばらく置いておけば、ちゃんとくっつきます。
プレーン
市販のプレーンもあとで縫うことはできるので、周りを糸でステッチするのが一番見分けやすいと思います。
写真は色々なメーカーのネル生地を比較している時にお名前テープで付けた目印です。
あて布がある方、ない方、どちらを表にするかはお好みですが、裏側になる方の中心の上の方に付けると、折りたたみ直しても肌に当たらないし、経血で汚れることもないです。
収納する時は、目印が見えるようにたたんで収納してくださいね。
- タグ
- 長いリボンを切って両端を折ったものを縫いつける
- お名前テープ(この場合は色分けではなくサイズを記入する)
ボタンや最初からできているリボン型のような立体的なものは、使ったことはないのでわかりません。
表に出ないので大丈夫とは思うのですが、たたんだりテープに通したりと使う時に引っ掛かりを感じるかもしれないな、と想像しています。
また機会があれば試してみますね。
まとめ
布ナプキンの使いやすくなる見分け方はいかがでしたでしょうか。
これから布ナプキンを始める方も、もうフル装備の方も、より使いやすくなるお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。